安倍対石破の結果

 晴れ、気温は10度。昼と夜の寒暖差が激しくなってきた。夜中は寒いと思う日が続く。

 昨日は、自民党総裁選の結果が出た。

引用 日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35562590Q8A920C1000000/

20日投開票の自民党総裁選で、安倍晋三首相(総裁)が3選を決めた。国会議員票329票、党員・党友による地方票224票、合計553票と有効投票総数の68.5%を獲得した。石破茂元幹事長は議員票73票、地方票181票の合計254票だった。石破氏は敗れたものの、目標としていた合計200票を超えた。

 現在、国会は一強時代で、自民党の総裁イコール日本の首相であるため、日本のトップを決める戦いだった。やはり長期政権の不満というものが如実に表れた結果だと思う。

 あるいは、一年間マスコミと戦った結果が安倍人気を翳らせたといってよいだろう。今回対抗馬として立った石破氏の隠れた人気というのもあったのだと思う。

 安倍総裁が任期を後3年過ごす間に憲法改正論議はどのように進むのか気になるところであるし、現憲法をどんなことをしても守りたい派の対応が今後のポイントである。その前にやはり沖縄県知事選の結果というのも国政に影響を与えることは間違いないところで、その結果いかんではまたも政権運営が滞る結果となれば憲法改正論議に到達しない可能性も出てくる。

 すでに任期が決まっており安倍総理にとって何の拘りもないことだから、憲法改正は必ず俎上に上がる。これによって議会が解散しようとも構うことが無いこともその理由になる。


 憲法改正の前に衆議院解散が必ずありそこでの結果により憲法改正が行われるか行われないかが決まるため、その間のミスをなるべく少なくしなければならない。ただし、野党の弱体化は悲惨であり、自民党の敵失もマスコミの応援が無ければ攻撃できない状態では如何ともしがたい。かえって野党がボロボロと敵失するために追及の矛先が鈍る状況である。

 つくづく思うのは、日本は平和ボケしているということだろう。国民に緊張感がなくなっていることが全てである。何かあっても何もできないことが恐ろしい。