ギャンブル対策

 晴れ、気温は3度.太陽の光がまぶしいので油断するが外気温は低い.この気温の上下動で体調を崩す人が多いのではないだろうか.

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 IR誘致の絡みで「ギャンブル依存症」対策が急務となった.その一つはやはりパチンコなのだろう.平日、町中にあるパチンコ屋の駐車場はいつも多くの車が停まっており常連客の多さを伺わせる.

 パチンコで借金をして夜逃げとか、自殺とかは小耳にはさんだりはしたが、以前、入店したときに見た客の眼の血走った感じが目に浮かぶ.あの時の自分も目が血走っていたのだろうかと思う.

 ギャンブルは人の心を狂わせる.ただの遊びと割り切って予算した金がなくなれば終わりとできる心の余裕が無ければギャンブルに手出しをしては不味いのだろう.そもそもそういった心に余裕のある人はギャンブルに手出しはしないのかもしれない.

 

 カジノができれば多くのお金を得る人損する人でなにやらの事件は必ず起きる.それは間違いない.競馬などの公営ギャンブルでもそれは起きているからである.

 それに万全の対策をとって未然に防ぐこては、どうしたって無理だろう.一度やってしまったらなるようにしかならないし、そういったことを行う事業者たちは、自分たちが不利にならないように政治家に働きかけることは眼に見えている.一度許してしまえば人々がそこに群がらなくなるまで続くものである.

 

 このIRは、日本人が海外で大金を落とすのを少しでも日本で落としてもらい、更に外国人にもお金を落としてもらおうとの魂胆なのは明らかである.いわゆるいかにお金を得るかが基本で、そこで損をした人を救済することは考えていない.身を滅ぼしそうな人は近付かないでねというのが精一杯の努力だろう.