トランプ報告書

 雨、気温は7度.風が吹くと途端に寒さを感じる.

 

 この雨の中、傘を差しながら自転車に乗る若者がいた.電車に乗るのに急いでいるのだろうが、あの傘なら殆ど役に立っていないし、車が彼の横を普通に走っているのを見ると濡れるよりも命を大事にしたらと思う.

 しかし、同じころの自分も危険に対して無頓着というか、絶対に事故らないという何の根拠もない自信があった.きっと彼も同じなのだろう.

 自分もここまで生きてこられたのだから幸運というしかない.ほんと危ない目に会ったなと思う.

 

 

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 アメリカのトランプ大統領にたいする報告書の全文(一部機密情報と訴訟に関するものは除かれている)が公開された.全てに目を通すのは時間が必要な量である.

 

 基本的には、トランプ陣営がロシアの選挙への介入には気付いていたがそれに対して積極的に介入したわけではないと、更に捜査妨害ような行為もあったわけだが、それが犯罪と明確に言えないので事実だけを記載するというような形である.

 報告文書の中にトランプ大統領の職を脅かすような重大な内容が含まれていることを期待していた人にとっては残念な結果であったと言える.

 

 感触としては、トランプ大統領はこの疑惑に対して逃げ切ったと言えるだろう.あとは再選できるかどうかになる.

 トランプ大統領のことだから今後もあからさまな報道に対する口撃を繰り返すだろう.次の大統領選は候補者同士のスキャンダルの暴露合戦になるのは間違いない.その時にどういった内容でどちらの候補が有利になるか不透明である.

 この先のアメリカの行方は、必ず日本に跳ね返ってくる.はてさてどういった未来が日本にとって幸せなのか予想できない.