道内は流行の第2波を迎えた.

 晴れ、気温は0度.すっかり景色は春だが中々気温は上がらない.

 

 道内の新型コロナウイルスの感染者は、昨日は18人だった.千歳のグループホームクラスターはそのうち9人が含まれている.この状況は、北海道で非常事態宣言を出したのが2月28日であるから一月以上となる.

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 今の状況は、おおよそ2週間前に感染が起き、それは3月末頃のことだと推測される.丁度非常事態宣言が終わったころで3連休で多くの人が待ちを移動した時期と重なる.他の都府県で非常事態宣言が出されない中、北海道もそれほど長く道民に移動を制限させることはできず、解除した経緯がある.

 非常事態宣言をそのまま継続していたなら今の感染は生まれなかったかもしれないが、それは今後も推移によるが、も一度非常事態宣言を出したなら解除するには余程慎重に行わなければならない.

 北海道も丁度これから戸外に出ていくには相応しい季節になってくる.その中で移動せずに家の中に留まることを強制するのは、他の国のように罰則規定が無ければできないことで、日本の非常事態宣言のように抜け穴ばかりでは致し方ないことである.

 では、今後の状況がどう変わっていくかである.北海道の感染者は、確実にもっといることは明らかである.その潜在的な感染者が他の者に感染させず自然治癒すれば問題ないだろうが、スプレッダーとなり多くの人を感染させてからとなると予断は許さないということになる.

 

 やはり、一人一人が自分は感染していると仮想し行動するのが一番良い方法である.そうすればこのような状況でも収束に向かっていくと思うが、特効薬が無い今、国民の多くが軽症で感染して治るのが結局は収束に向かう道となる.その場合でも軽症で抑えるためにアビガンなどの薬が有効であることを願うばかりである.