コロナウィルスで考えさせられること

 晴れ、気温はマイナス13度.朝日が昇るころが一番気温が下がる.雪は少なかったが冷え込みは例年通りにあり、この辺りが北海道なのだろう.

 

 中国のコロナウィルスの影響は道内の観光業界に影響を与えているとニュースで言っていた.日頃あれだけ外国人客が道内至る所に居ればそれはそうなる.10年以上前からその傾向はあったのだが、その頃はまだ半信半疑でこれだけの観光客が継続的に来ることを考えていないところが多かったが、徐々にそれを目当てに施設を拡充するようになれば来ることが当たり前で、来なくなると死活問題となる.中々に難しいことではある.

 

 そしてこれは重要なことなのだが、ウィルス一つで国の機能をマヒさせることができるということが判ったことだろう.今まで色々な映画などで細菌兵器の恐ろしさを見せつけていたが、それは、架空のことで現実に起こりうることとは考えていなかった.

 もし、自分達の命をも犠牲にするテロ組織が未知のウィルスを作り出しばらまけば簡単に世界は機能不全に陥ることだろう.

 そういえばそういうことを考えて実行した教団が日本にもあった.そういったある意味狂信的な集団もテロ組織と同じように危険な存在である.自分たちの終末思想を本当に起こることとして自ら作り出す.普通の人には通じない恐ろしさはあるのではないだろうか.

 

 今回の件は、そういった組織が作り出したものではないだろうが、同じようなことが現実の世界にも起こりうるのではないかと思うと化学の進歩は人類を必ず幸せにするものではないと感じさせる.

武漢からの脱出

 晴れ、気温はマイナス3度.金曜の夜、土曜日と雪が結構降ったので何時もの冬景色が広がっている.今週は日中プラスになる日が続くということなので、このふんわりした雪は早く融けそうである.

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 WHOが非常事態宣言をしない中、中国が国内都市を閉鎖あるいは団体旅行の禁止をしているところ.武漢に居る日本人を一時的に緊急避難させる動きを日本政府がすることになった.

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 また最初の発生源と見られる武漢では医療設備が整わず急遽コンテナ型の入院施設を建設するという.更に、医療機関に患者が殺到し対応ができない状況になっているらしく、テレビでは天使と呼び医療関係者の姿を映していたが、実際はそれどころではなさそうな雰囲気で有る.

  

 

 

 

WHOも判断できないとは

 曇り、気温はマイナス8度.今日から明日に掛けて冬型の気圧配置に移行していくので、風が強まり地吹雪になる可能性がある.

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 昨日も書いたが、WHOも中国の圧力に屈して宣言を見送った.人権問題もそうだが国際機関は中国の顔色を伺うのが常である.それに比して日本などは、完全に舐められており日本を非難する決議は簡単にする.もし今回のようなことが日本発で起きたならすぐにでも緊急事態を宣言するだろうし、日本自ら率先して宣言するだろう.

 

 今のWHOの事務局長は、エチオピアのテドロス氏である.アフリカと言えば最近とみに中国の資金が投資されている場所であり、エチオピアは、特に一帯一路の中で中国との結びつきを強くしている.そういった国に中国の影響力は強く阿吽の呼吸で物事が進んでいる可能性がある.政治力学というのはそういうものである.

 

 そして、発生元の中国が1100万人住む武漢市を丸々通行禁止にするくらいなのだから相当な危機である.都市閉鎖の場面は映画で見たような話だが、そのうち映画のように街を破壊する決断をするかもしれない.

 

 

 

WHOは結論出せず

 晴れ、気温はマイナス8度.昨日の日中は快晴で雪が融けていた.今日も暖かい日になるようで積もった雪も日向では相当融けるだろう.

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 日本からの中国への渡航に対して注意喚起を行っているが、逆の中国から日本への渡航制限は掛けていない.民族大移動と言われる中国人の春節が明日に迫り、日本にも既に大勢の中国人が押し寄せてきている.それに対して空港の赤外線カメラが検疫代わりというのは余りにもお粗末だろう.

 中国人の渡航制限は、観光立国を目指す立場として痛しかゆしの面がある.だから、表立って入庫国拒否できない.

 しかし、国内でコロナウィルスが蔓延し人的被害が出た場合、大騒ぎになることは眼に見えている.この辺りの判断に拙速は無いと思うのだが、国の腰は重い.

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 中国も遅まきながら発生地とされる武漢の出入り制限を始めた.感染力が弱いままならこのまま収束する可能性が高いが、既に感染は中国全土に広がっているため遅きに逸した感がある.

 WHOも今朝にも緊急事態の判断を発表する予定だったが、どこからか圧力が掛ったのか延期になった.昔なら中国相手なら有無を言わさず渡航制限の発表をしただろうと思う.しかし、今の中国の発言力の強さは世界的な判断を遅らせるパワーを持ったということである.その権力はアメリカをしのぐかもしれない.

 今回のWHOの判断の延期は、もし渡航制限を行えば中国経済に与える影響が大きいとする中国政府の圧力がかなりあっただろうと想像できる.

 

 今回のウィルス感染が速やかに収束して行くことを祈るばかりである. 

 

ダボス会議

 晴れ、気温はマイナス11度.晴れているので気温は低い.天気図を見ると西高東低の冬型の気圧配置は崩れ、日本海にある雲も吹き流されていないため風が弱い状況であると判る.数日は穏やかな天候が続くとみてよいだろう.

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 ダボス会議とは、「世界経済フォーラム(せかいけいざいフォーラム、英: World Economic Forum、WEF)は、経済、政治、学究、その他の社会におけるリーダーたちが連携することにより、世界、地域、産業の課題を形成し、世界情勢の改善に取り組むことを目的とした国際機関。スイスのダボスで開催される年次総会、所謂「ダボス会議」が特によく知られており、約2,500名の選ばれた知識人やジャーナリスト、多国籍企業経営者や国際的な政治指導者などのトップリーダーが一堂に会し、健康や環境等を含めた世界が直面する重大な問題について議論する場となっている。」(引用:Wikipedia)である.

 世界のリーダーが集まって議論する会議で今年の主要テーマは環境問題だが、その中心的行動を取るべきアメリカ大統領が地球温暖化を否定するのだから会議は進まないと言える.

 今回もグレタさんの発言が大きく取り上げられているが、世界のリーダーの発言が聞こえてこないのは地球環境問題についてそれほど関心が無いということだろうか?

 誰がリーダーシップを取り地球の環境問題について行動を取るのか先が見えない.

 

 本当のところ地球環境問題で対策を取ったところでこの先の未来を大きく変えることはできないという考えなら、その対策で自分たちの利益を放棄することは許されないことなのだろう.今の自分達の生活が安泰であれば10年後20年後の未来に多くの人の命が失われても良いのだろう.

 

 環境問題は、利益を享受する立場の違いから意見を述べ合うことになるのだろう.それは、それ以外の利益にも関係することから結論を出すのは一筋縄ではいかない議論である.

 環境破壊によるタイムリミットは確実に進んでいることだけは間違いない.

 

 

コロナウィルス爆発的な感染拡大の危険性強まる

 雪、気温はマイナス4度.昨日から降り続いた雪は2、30cm位になっただろうか、降らない降らないと言っていたので何となく漸く冬が来た気分である.この後も雪の予報だが、どれだけ降るのだろうか?

headlines.yahoo.co.jp

 何となく曖昧な情報で推移していたが、中国政府の専門家グループが、人から人への感染を認めた.これは大変なことである.致死率は今のところ不明だが、体力のない人は感染すると重症化しやすいのはこういった場合の鉄則で、おそらく相当の致死率になる可能性がある.

 その割には、渡航制限等の措置をとらないとすぐにでも日本で流行する可能性があるにもかかわらず動きは遅い.

 そもそもの中国からの情報が怪しかった.初期の段階で人から人への感染は無いと断言し、世界への情報公開も局地的な流行であるとのことだったはず.それが対応を遅らせた原因である.少なくともその時点で国内での国民の移動を制限すべきだっただろう.そういったこともなく発熱しても平気で海外に旅行に行くような意識の低さでは感染拡大を抑えることはできない.

 このことは中国固有かというというとそうでもない.日本でも例えばインフルエンザに罹っていても平気で仕事に来る人は多い.自分だけの問題ではなく多くの人に影響を与えることを理解できない人が大勢存在する.その状況で感染拡大を抑え込むには人の行き来を制限するしかない.

 

 

コロナウィルスによる感染者が中国で大量に発生している可能性

 雪、気温はマイナス3度.久しぶりの積雪になった.大気が冷え込んでいるので雪もパウダースノーで軽い.少し日が当たればたちまち融けてしまう類の雪だが、降ればそれなりに除雪が必要になる.今週は数日雪が降る予報なのである程度の積雪になるだろう.雪まつりも始まるこの時期に漸くというところだろう.

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 人の監視体制では、世界の最先端を行く中国でもコロナウィルスの監視体制までは人も物も回らないのだろう.

 多くの人口を抱え一端伝染性の疾患が蔓延すれば燎原の火の子である.瞬く間に感染が広まりこれを抑え込むのは至難の業となる.人から人への感染力は弱いと言われていたが、その話も怪しくなってきている.

 人の感染が増えれば増えるほど病原体の人への感染力は強まる可能性が高い.そのうち中国だけではなく、多くの中国人が出入りする日本も大きな感染騒動を引き起こしそうな感じである.

 今は、インフルエンザが流行する時期であり、そこにこのウィルスの感染が広まれば一見区別がつかないため混乱は大きくなる.

 感染地域からの渡航制限が出来ればよいが、その動きは弱く、今のところ無制限である.空港内の監視も体温が上昇した者を呼び止める体制では全ての感染者を水際で阻止することは不可能なのは明らかである.

 一昔前、SARSの騒動の時物々しく防疫服を着こんだ人が空港内で除染する作業をする様子が映し出されていたが、その時から防疫体制が進歩したかと言えばそんなことは無く、簡単に国内に入り込むことは昔も今も変わらない.

 このウィルスが感染力も強く更に致死率が高くなれば相当の死亡者が世界に発生する.遺伝子操作技術が進んだ今、一般の社会でも簡単にウィルスを危険なものに変えることができるようになっている.世界を混乱に陥れようとするマッドサイエンティストがどこかに存在することもあるだろう.