コロナウィルスで考えさせられること

 晴れ、気温はマイナス13度.朝日が昇るころが一番気温が下がる.雪は少なかったが冷え込みは例年通りにあり、この辺りが北海道なのだろう.

 

 中国のコロナウィルスの影響は道内の観光業界に影響を与えているとニュースで言っていた.日頃あれだけ外国人客が道内至る所に居ればそれはそうなる.10年以上前からその傾向はあったのだが、その頃はまだ半信半疑でこれだけの観光客が継続的に来ることを考えていないところが多かったが、徐々にそれを目当てに施設を拡充するようになれば来ることが当たり前で、来なくなると死活問題となる.中々に難しいことではある.

 

 そしてこれは重要なことなのだが、ウィルス一つで国の機能をマヒさせることができるということが判ったことだろう.今まで色々な映画などで細菌兵器の恐ろしさを見せつけていたが、それは、架空のことで現実に起こりうることとは考えていなかった.

 もし、自分達の命をも犠牲にするテロ組織が未知のウィルスを作り出しばらまけば簡単に世界は機能不全に陥ることだろう.

 そういえばそういうことを考えて実行した教団が日本にもあった.そういったある意味狂信的な集団もテロ組織と同じように危険な存在である.自分たちの終末思想を本当に起こることとして自ら作り出す.普通の人には通じない恐ろしさはあるのではないだろうか.

 

 今回の件は、そういった組織が作り出したものではないだろうが、同じようなことが現実の世界にも起こりうるのではないかと思うと化学の進歩は人類を必ず幸せにするものではないと感じさせる.