雪が降っています。

朝方6時頃から降り始めた雪は、前が見えなくなるほどしんしんと降っています。
 それは風が無いためまるでカーテンのように道をふさいでいます。

 この雪も午前中ということなので一先ず安心です。何故ならこの調子で降りつづければ50cmくらいあっと言う間です。
 今年の予報は、暖冬と言われています。間違いなく南の地方は暖冬でしょう。しかし、北よりになると今年が暖かいか疑問です。こちらは12月に入ってから寒い日が続いています。雪の量も例年より多いくらいです。

 如何せん長期予報は、最近ではスーパーコンピュータの発達により短時間で計算できるようになりましたが、不確定要素が多すぎます。少しの変動が長期的に見ればかなり大きな振幅となりそのどちらかに触れるだけで、暖冬になったり、厳寒になったりするからです。それだけ不確かなもので、それを予報して公表するのが正しいかどうか疑問です。小声で言えば、長期予報は、靴を放り投げて裏表で天気を当てるようなものです。
 長年の慣習がそうさせるのか、或いは気象庁の腕試しなのかもしれませんが。

 雪といえば、新潟や長野などの地震で被害を受けた地域の方は大丈夫でしょうか。毎年必ずふるものなのに、何時まで経っても冬の対策は、除雪車による排雪のみ。この何十年の費用は馬鹿になりませんし、今後毎年この費用は掛かるわけですから、この辺りで何かそれに変る対策をとる必要があると思われます。
 
 いま道路財源の利用方法が問題となっていますが、それを毎年の雪に備える合理的な方法を考えていく必要があります。例えば雪用のシェルターを主要な道路に取り付ける、或いは、雪用に排泄用の設備を取り付けるなどに使ってもと思います。


 毎年、同じように繰り広げらる光景。何時も同じと思っていましたが、しかし微妙に変っているように感じられます。それは少し自分が年をとったからかもしれません。