GDP

 晴れ。残暑と言って良い暑さが続く。それでも朝晩は相当な涼しさである。丁度高原の環境と例えれば良いだろう。予報では、今週一杯暑さが続くということなので今週さえ乗り切ればということである。
 しかし、この暑さが過ぎ去り冬がきたときこの暑さを思い出すのだろう。ほんとうに人間は勝手なものである。

 日本のこの異常な暑さの原因は、中国に有ると言って良い。その環境の変化もそうだが、世界の工場としての地位を固め、国民もようやく豊かな社会を目指して進みだした勢いだろう。

引用 毎日新聞(http://mainichi.jp/life/money/news/20100817k0000m020090000c.html) 

GDP:4〜6月期 中国、日本を逆転 反応は控えめ
 10年4〜6月期の名目国内総生産(GDP)速報値は、米ドル換算で1兆2883億ドルとなり同期の中国のGDP(1兆3369億ドル)を下回った。四半期統計は両国の統計処理の手法が異なり、単純比較できないが、経済規模が世界2位の日本が10年に中国に抜かれ、3位に転落するのはほぼ確実な情勢。世界経済における日本の存在感低下を改めて示す結果になった。一方、地球環境問題への取り組みや人民元安是正など、経済大国としてより大きな責任を背負わされかねない中国側には戸惑いも広がっている

 中国にGDPで抜かれた日本ではあるが、GDPがすなわち世界の評価とイコールではなかった。世界を牽引する役割には、経済的なもの、政治的なもの、文化的なものなどがあるが、今まで日本が評価されていたものは、工業製品等の技術的な分野だけだったと思う。
 
 だから、この毎日新聞などの論調は的を射ているとは言えない。もし、世界を牽引してきたのなら、或いは国として尊敬されてきたのなら既に日本は国連の常任理事国になっていただろう。

 経済的発展の指標であるGDPは、あくまで経済の指標であり世界への貢献度を表す指標ではないし世界で信頼される国として評価されるものではない。

 日本が真に世界から信頼される国で在りたいと思うなら、この先GDPではないモノで評価されるようにならなければならないだろう。

 そうしなければ極東の島国のことに関心を払う国は無く成るだろう。このニュースに怯えている人は、誰にも相手にされない、関心を持たれない国に成ることを恐れているのだろう。