一寸先は闇なのか光なのか

 晴れ、気温は2度.夜中はマイナスになっていたが朝日が出ると共に気温は上昇している.

 

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 日本にとってアメリカ大統領の存在は、色々な意味で重要である.そして渦中のトランプ氏であるが4日にニューヨークの裁判所に出頭するようだ.その際トランプ支持者のデモに備え厳戒態勢を取っているというニュースである.

 民主義国家のアメリカで大統領選挙が終わり敗れたほうの側がこれ程大きな混乱を引き起こすと思っていなかっただろう.更に言えば大統領自体が品行方正な人物が成るわけではないというのも驚きの方が大きい事実である.所謂民主主義の理想の国であるアメリカが混乱するということはあってはならぬことであり、何をするにも民主義の手本を示してくれると思っていたが、そんなことは理想で合って傍から見ればどうしてと疑問符が付くようなことが行われる.

 ただし、そんなことを言ってもアメリカと今のところ運命を共にするしかない日本にとっては重大事項である.もしこのままアメリカが混乱を来し、世界の同盟国に影響を与えるようだと世界情勢は今より悪化することは間違いない.

 

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 そして、その中で日本の外相が訪中し中国外相と会談を行っている.日本側としてはこのまま中国との関係を続けていく訳にはいかず会談時期を見定めていたところで日本人会社員のスパイ容疑での拘束事件があったところである.

 中国には日本の会社が色々進出し、今でも経済的につながりがある.日本で流通している製品の多くが中国で生産されるようになり、買い物に行くと中国製表示の商品が多く並んでいるのが現状である.多くの物を今や中国に依存しながら片や尖閣諸島の問題で中国とつばぜり合いを行っている状態である.

 それ自体が悪いわけではなく外交の基本は是々非々であり使い分けることが肝要である.その中で日本国の利益を確保することが大切なのだが、今のところアメリカと共同して軍事的に中国包囲網を築こうとしている中での微妙な応対が求められているわけである.外交について正解は直ぐに出ない結果は未来が証明するからである.今の一手が悪手かどうか数手先に結果が出るのだがその結果も終わりが来るまでは翻ることもある.