悪天候

 晴れ、気温はマイナス。

引用 北海道新聞http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/450983.html

道内は21日午前、強い冬型の気圧配置の影響で道央、道北を中心に激しい暴風雪となり、岩見沢市や旭川市の高速道路など4カ所で計70台以上が衝突し15人が重軽傷を負うなど、大規模な多重衝突事故が相次いだ。現場は吹雪で視界が悪かったり、圧雪アイスバーン状態だったとみられる。

 この時期に、このような事故が起こるのも珍しい。もう2週間もすれば4月になる。ドライバーも少し吹雪を甘く見ていたかもしれない。

 つい2週間前に大嵐が来て、そしてその後暖かい日が続いて、もう冬は過ぎ去ったものと思っていたはずである。急にこんな天候に成るとは予想していなかっただろう。

 昨日の午前中は寒さは厳しかったが、内陸部では大荒れでは無かった。なので本当に風による地吹雪が原因である。その舞い上がった雪も、20日に降った新雪がまだ固まっていなかったためだろう。

 本当に猛吹雪の運転は恐ろしい。目の前が本当に真っ白になり、道路自体が見えなくなり空中を飛んでいるような感覚に成る。当然その時は、スピードを緩めなければならないのだが、咄嗟の判断を誤るとそのままのスピードで運転する可能性がある。

 人間、今までの運転感覚から抜け出せずアクセルから足を離すの忘れてしまう時がある。そうすると運転できずに止まった車に衝突してしまう。これも無理は無い。

 今回の事故で死者が出なかったのが幸いである。自分が悪くなくともこういった自然の状況下では貰い事故というのはあるもので、それで命を失う事がある。

 こういった悪天候が予想される時は、天候が落ち着くのを待つのが良いのだろう。