秋近し

 雨、気温も15,6度くらいで半袖では寒く上着が必要な気温である。


 老い易くそして学成り難しと言う言葉がある。この年になると一日一日が本当に光陰矢のごとしである。昨日のことをつい忘れてしまっている状況にある。無為に過ごせば本当に一日は記憶に残らない一日となる。

 我々の中にある体内時計の秒針は、時計が刻む秒針の動きと異なっている。熱中することが有ればあっという間に時は過ぎ、逆に退屈な事は何時まで経っても時間が過ぎない。まるで異次元で行われてるような感覚を覚えることがある。

 もし、自分の思うがままに時を操れることができたならと考えることがある。そうすればどうにでも人生はなるだろう。と夢想するが現実はそんなことを受けいることは無く、こうして年を重ねているわけである。

 人生の終わりを見据えてしまえば、今の現実を受け入れることはできなくなる可能性もある。それを受け入れるのも受け入れないのも自分次第では無く、流れによってきまるものである。

 まあ、秋が近付けばそういった事も考えながら過ごすことも大切である。