対 岡山

 小雨。

 昨日は、厚別にコンサドーレの試合を見に行った。前日の予報から、にわか雨とのことだったので、雨具の用意をして向かったが、時折日が差す陽気で長袖では暑いくらいだった。

 試合は、岡山に先制されたが、後半、怒涛の連続ゴールで逃げ切ったと思ったら、ロスタイムに得点されドロー。惜しい試合を落としてしまった。

 札幌がこの試合に負けた点は色々ある。

 1.ホームという事で前半飛ばし過ぎ、後半余裕を持ってクローズできる体力が無かった。最後のロスタイムは、札幌の選手全員ゴール前で棒立ちだった。

 2.攻撃陣は総じて頑張っていたが、対して守備陣のケアレスミスが目立った。しばらくぶりの先発の櫛引、松本は頑張っていたのだが、上手く連携が取れていたと言えば取れていないかった。最初の先制点は、上手くカウンターを決められたのだが、趙、櫛引が相手をブロックできていればというところである。

 3.最後のロスタイムのゴール、GKの中途半端の飛び出しに尽きる。その前の勇気のある飛び出しがあり、今日は良いかと思ったら、あの取れないボールに対して前に出るのはやり過ぎ、そしてゴールの中に見方が守っていないのもミスの一つ。

 負けたのだから、色々原因はある。最後にレコンビンを出したのも監督の采配ミスかもしれない。前でボールをキープする役割を与えたのならそれを理解していなかったのか、それとも最後まで点を取りに行く交代なのなら、あの動けない中での采配だとしたら疑問が残る。

 そして、最後に昨日座った席は最悪だった。札幌の選手がボールを持ったら自分が監督のように大きな声を出すのだが、その指示が有りえない指示で、苦笑いするしかなかった。更に後ろには夫婦で選手のミスばかり大きな声で責める。あなたたちの期待に応える選手なら、札幌にいません。とっくの昔に日本代表か、バルサマンU位のレベルのチームに移籍しています。更に、右隣にはサッカーを知らず、やたらぼやく人。

 最悪な環境でゲームを見る羽目に成り、目前で勝利を失う結果となり、意気消沈して帰宅することになった。札幌の試合を応援する人たちは、総じて年齢層が高い。それは、お金を持っているのが年寄りだからという事に成るだろう。

 なぜ、札幌の応援に来るのか判らない。試合を楽しむという事を知らないというか、あなたの独り言を聞くために周りの人が応援に来ると思っているのだろうか?それならできるならハムの試合を見に行く方が良いだろう。きっとハムの試合も見に行って、適当な事を大声で言っているのだろう。

 純粋に試合を見て応援しようとしている身にとって、そういった余計な情報が入るのが嫌で少し高いお金を出して見に行くのだが、総じて高い席は年寄りの巣窟である。今度からは、これを教訓に上の席でまったり見ることにしようと思うのだが。どこの席にもそういった人間が居るもので、やはりテレビで見ている方が幸せなのかもしれない。