曇り、気温はマイナス7度。
今日の夜から北海道は大荒れの予報が出ている。夜から強い風と雨または雪、更に明日は吹雪らしい。天気予報が無かった時代、昔の人は何を根拠にこういった気候を予想していたのだろう。何も備え無しでは、生命の危険すらあっただろう。
北海道は、昔、森林で殆どの大地がおおわれていた。その木々の間に人が生活し、その木々を切り倒しながら平地を増やしていった。その名残りが、アイヌの人たちが生活した川辺の住居跡だったりする。
木を切るにしても今のような機械や道具が無い時代である。30cm、40cmのトドマツやエゾマツを切るのは相当な手間であっただろう。自分が知る由もない。
そんな時代には、住居の壁は、葦等の水辺に生える草を束ねて壁にしようとしたのは想像できる。冬は、その壁に雪が降り積もったのだろう。
今なら大雪が降れば、除雪車が出て排雪してくれるが、昔なら手で全てを行わざる負えず、雪が降りやむまで家の中に籠るしかなかっただろう。
この先、人類がそんな生活を強いられる時代が来るかもしれない。そういった経験を味合わないだけ幸せなのだろう。