大荒れの天気予報だが

 曇り、気温はマイナス1度。

 昨日は大荒れの天候が予想されたが、今は無風状態である。夕方以降に吹雪く予報で、等圧線の間隔も狭いため相当な悪天を予想されるが、中心は空知から道北にかけての地方に成りそうである。

 この冬最大のという事で、各地で臨時休校となっているが、実際この無風状態で拍子抜けしている人が多いのではないだろうか。丁度双子の低気圧が発生し、お互いの間に緩衝地帯が発生してしまったせいである。

 それでも根室からオホーツク海沿いの地域は、警戒が必要な為、北海道全域を考えれば、この時期にこのような大きな低気圧が接近することは余り無い。

 このような大荒れの天候が予想される切っ掛けとなったのは、やはり数年前に道東で起きた遭難事件だろう。あの時は、吹雪の中子供を迎えに行った父親が道に迷った為の事故だった。

 今回は、その経験も併せ、朝のテレビ放送では気象状況を常に流して視聴者に注意を呼び掛けている。やはりこういった事は、経験が無くてはできないことであるし、何らかの犠牲の上に成り立っている。

 こういった予報が出ている日は、いくら必要な行事でも中止するかどうかの判断を早急にして安全確保に努めるべきだろう。