大荒れの予想

 曇り、気温は2度。東の空はまだ雲の切れ間から空が顔をのぞかせているが、西の空は対照的に雪雲が広がり遠くの山並みは見えない状態になっている。

 朝のテレビの画像では、江差方面を映していたがまだ雪が降っている状況ではなかった。しかし、これから近付く低気圧が運ぶ雪と風で大荒れになるのは間違いない。

 ただし、天気図を見るとまだ等圧線の幅が広く、台風並みの勢力になるのは北海道を抜けた後のよう。午前中は日本海側から道北にかけて強い風になるが、道央はそれほど酷い風が吹くわけではなさそうで、もっぱら低気圧が運ぶ雪雲による積雪に注意するくらいの予想である。

 天気予報の予報も大きな災害を外したり、あるいは、大荒れの天気を予想しながら住民に事の重大さを左程報道しなかったため道東で死亡者が出たこともあり、少し報道も危険性をあおる傾向にある。

 余り大げさな報道で実際はそれほどの被害が無いことが続くと今度は、そのことに慣れてしまい大したことが無いと思わせてしまうためこの辺りの報道のさじ加減は考えてもらったほうが良いのかもしれない。

 そして今年は、例年になく冬が早く荒れた天気の日が多い。記録的な台風といいやはり世界の環境が変わってきているのは間違いない。それが人間の生活の影響なのか、それとも地球の環境サイクルなのか判然としないが、間違いなく人間の営みは、古代の火山の噴火と同様な影響を環境に与えていると想像できる。それを証明するのは神のような存在しかいない。