大荒れ予報

 雨、気温は5度。昨日の夜から降り出した雨は今でも止まない。

引用 日本気象協会http://www.tenki.jp/forecast/1/

石狩・空知・後志地方では、11日にかけて強風や高波、なだれに注意してください。

また、10日夕方まで融雪による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水、湿り雪による電線着雪に注意してください。

関東の東海上にある低気圧が、急速に発達しながら北海道に近づき10日夜にはオホーツク海に達する見込みです。

その後は11日にかけて強い冬型の気圧配置が続くでしょう。

 太平洋側を北上した低気圧が道東に上陸する予定になっている。そのため北海道の東側に接近するため北からの冷たい空気により大雪が降る予報である。

 テレビでは、オホーツク海側で70cmの積雪を予報していた。

 ただし、今のところ全道的にプラスの気温なので午後から雪交じりのみぞれから雪に変わって行くようである。そのため雪か雨か、気温によっては融けてしまうので大雪に成るのか微妙なところである。

 それにしてもこの時期、太平洋側を低気圧が北上するのは珍しい。2月にも同じように道東を抜けた低気圧により大荒れの天気となったが、これもシベリア、オホーツク高気圧の張り出しが弱いためそのヘリを渡るように低気圧が駆け抜ける状態になっているのだろう。

 ここ数年北海道は北極振動の影響で寒気に覆われやすい状態だったが、今年はその影響が薄まり暑い年に成りそうである。ただし、この周期の変動が長く続くか続かないかは神のみぞ知るところである。ただ、短期間で触れることは余り無く1年は寒気の影響は受けないのではないだろうか。

 

 もし今年一年この状態が続くとしたら、夏場の台風上陸の危険度が高まることに成る。これもまた、赤道上の低気圧の動きが活発になることが必要なので、それも考慮すると台風が多くなるか少なる成るかは言えないのだが。

 

 確実に言えるのは、この大荒れの天気が過ぎ去れば、急速に北海道に訪れる春の足音を早めることになるだろう。もう既に3月の半ばに差し掛かっているので暦の上では平年並みより少し早い程度の進行だが、道民にとってその数日の速さが待ち遠しいのである。

 土曜日曜となれば、ほっといても融ける雪をわざわざ道路に広げ雪割をする年寄りが増える。それは、その数日を待つことができない心の表れだと思う。

 しかし、この大荒れの天気でコンサドーレの選手の練習が上手くできるか心配である。