札幌オリンピック 札幌山の手

 曇り、気温はマイナス5度.朝は寒い.

 

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 今年の12月によく見る低気圧の形なのだが、北海道に近付く双子の低気圧.南北に連なっているのが特徴である.その低気圧が丁度北海道と東北の上空を通過していく.こういった低気圧は普通生まれた時は別々でも東に移動する時に融合して一つの低気圧となることが多い.それが普通だと思っていたが、ここ一月よく見る低気圧の形となった.

 この2つの連なった低気圧は、南側にある低気圧が比較的低緯度にあるため北海道に近付くときに南側の暖かい空気を巻き込むことになる.そしてさらにそれを北側の低気圧が自分の所に引き込むため北海道に湿った暖かい空気を呼び込むことになる.結果、北海道上空の寒気により氷結し雪になるのだが、パウダースノーではなく湿った雪或いは霙を降らすことになる.

 今回オホーツク地方で雪害が有ったが、普段それ程この季節に大雪になることは無いのだがこの湿った空気の流入が引き起こした大雪である.今回も道北、オホーツク地方が雪になるようである.

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 招致推進派であったJOC会長も今回の東京オリンピックでの汚職事件が解決していない中で意欲を示せないところがある.JOCも日本開催は願ってないことだろうが、国民に反対されて開くことには勇気がいる.更にオリンピックの運営に関しても日本の広告代理店が揃って皆汚職に関連しているとなっているため招致活動或いはオリンピック運営等に頼める企業が無いという状態である.無理に進めるのも具合が悪い.もしどうしても招致するなら少なくとも国民の賛成が必要なのは言うまでもない.

 如何せん日本の冬の競技のスポーツ人口は減少している.スキー場は毎年雪不足で苦労しておりこの先が見えない状態である.札幌でオリンピックが開かれたとしても日本全体の競技人口は爆発的に増えないし、北海道のスキー場は殆どが国外資本進出で外国の富裕層に向けて営業をしているようなものである.

 北海道民もオリンピックに関して温度差がある.比較的若い世代は余りオリンピックに興味を示せないのではないだろうか.何故なら昔なら当たり前に行われた冬の体育授業のスキー、スケートが今は行わない学校が増えておりスキーの道具を持たない子供が増えている.そういった授業がある場合、レンタルで済ます家庭が多いからである.やはり小さい頃に馴染んだものへの興味は大きく、やらないことに興味を示すことはあまりない.更にボブスレーリュージュなどは練習できる施設が無く冬の競技として適切である議論の対象になるだろう.そういう意味で冬のオリンピックも曲がり角に来ていると言わざる負えない.

 

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 今開かれているウィンターカップで女子の札幌山の手が決勝に進出した.丁度、バスケットライブで試合内容が見れるので家に帰ったらプレイバックで見ていた.夏のインターハイではコロナ感染で出場を辞退したため全国に顔を見せるのはこの大会が初めてということになる.道内では強豪校で有名で連続して大きな大会で代表になっており、日本代表となる選手も数多く輩出している.

 この大会も準々決勝は接戦になったがそれ以外は相手をねじ伏せて勝ち上がってきている.そして決勝は京都精華になったが、このチーム長身の外国籍選手が2人おり、更に守備も激しく戦う相手としては間違いなく強い.札幌山の手も攻撃は3点シュートとドライブと上手く相手を翻弄しており、更にスティールも鋭い.この辺りの戦いは互角と見るが結果はどうなるだろう.今日の12時から決勝になるが残念ながら家に帰ってから試合を見ることになる.