セクハラ

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引用 河北新報http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150318_13003.html) 

宮城県大衡村跡部昌洋村長(66)からセクハラを受けたとして50代の女性村職員が損害賠償を求めて提訴した問題で、跡部村長は17日、前日に村長の不信任決議案を可決した村議会を解散した。

別の記事では、何がセクハラだったのかが書いてある。

引用 河北新報http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150317_13068.html) 

女性村職員は性的関係を求められるセクハラを受けたとして13日、仙台地裁に提訴。女性職員は14年4月以降、跡部村長から計10回以上、性的関係を迫られたほか、同年7~11月、会食を求めるなどのメール約1300通を送られ、うつ病になったと主張している。

 この件は裁判に成るのだから裁判結果が出てからというのが村長の考えなのだろう。もし辞職してしまえばセクハラの事実を認めたという事になるし、この先、名誉も失ってしまうからだろう。

 ただしこの件、1300通というメールの数はまさしく異常行動だし、村長室にこもりせっせと公務では無くセクハラメールを送る作業を行っていた事実は、メールの履歴に残っているのだろう。もし、その送信時間が公務時間内で発信した端末のIPアドレスが判ってしまえば動かぬ事実となるのだろう。ただ1つ考えられるのは、送り主を詐称したなりすましメールの可能性もあるが、その辺りの事は書かれていないので不明である。

 また、セクハラだけでは無くストーカーという行動にもとれるため、そちらの件で刑事事件にもなる可能性もある。幾ら行為を寄せていても行き過ぎた行動はかえって逆効果になりうる。

 この村長も戦後の混乱期に生まれ、高度成長期に大人になったタイプであり、一番モラルに欠けた世代ともいえる。イケイケどんどんという規律を破ってでも成果を上げれば何でも許されるという時代を経験し、メールという電子機器を大人になって使い始めその便利さ故にその使い道を誤るタイプでもある。