対浦和 3-2

 曇り、気温は1度。かなり寒い。昨日の陽気のつもりだと風邪をひく。

 土曜日の試合、出先にいて試合経過を追わず帰宅後録画で確認。

 埼玉2002が満員とはならなかったが、それでも大勢の観客が詰めかけていることは見て取れた。札幌ドームも4万人入るが近年は3万人を超えること中々ない。更に圧倒的な浦和の応援の声量はコンサドーレの応援の声をかき消すように響く。

 

 試合は、浦和のパス回しとそれに対抗するコンサドーレの分厚い守備の勝負となった。流石にこの力は相手が上回っているので開始からチャンスを作られるが、クの守備と守りから相手にゴールを許さず耐えてきたが、CKのこぼれ球を上手く打たれて先制点を与える。

 しかし、コンサドーレもそこで負けてはいない。オフサイドギリギリから兵藤が決めてすかさず同点とする。コンサドーレの実力がそれほど劣っていない証拠を見せてくれた。

 しかし、その後浦和に追加点を入れられ、更にPKで追加され、福森の見事なFKでコンサドーレも追いすがるが結局3-2で負け。

 今のコンサドーレにその後逆転するまでの力は無い。ただし、何とか良いところまで行くことは分かった。最速で降格した年は、良いゲームすらできずに負けてしまった。それと比べれば岡田監督時代に残留した時と同じくらいまだJ1で試合ができるレベルである。

 このままでは終わらないと思わせたし、負傷者が早く復帰してくれれば何とか先が見えてくるのではないかという期待はある。ただし、このままでは紙一重で負け続ける可能性がある。良い試合というのはそれだけ選手の心を低下させるものである。自信を付ける反面、勝利の女神から見放されているという暗い気持ちにさせるものである。

 後は、ドームで如何に負けず勝利するかが残留のカギになる。ドームで負けないでアウエーで勝利をつかむことが本当にその先につながる。

 これから本当の連戦が続く。疲労は相手も同じ条件である。自分たちだけがつらいわけではない。その中で自分たちの実力を如何に出せるかが結果をつかむよりどころである。負けるなコンサドーレ