対神戸 1-2

 曇り、気温は8度。昨日も寒かったが今日も寒い。

 昨日の試合、ドームでは無く車の中で見ていた。其れも後半だけしか見れなかったが、後半に有った3回のビッグチャンスを逃せばそれは運の女神も見放すだろう。チャンスの回数ではコンサドーレが上回っていた。

 連敗が続く原因は、都倉の不調だろう。相手のマークを外すのに汲々としてその後のシュートのタイミングを逸している。どうしても入れなければならないという気持ちが体を固くさせているのかもしれない。

 守備も頑張っていたが、最後の最後に決められてしまうことが続けば選手の心も折れる。だからと言って交代で入る選手の空回り感は半端ではない。

 交代した選手だけで点を決めてやるという気持ちが無ければいけないのだが、この部分は監督の交代策が嵌っていない。マセードを入れるなら同時に金園を入れるなり内村を入れるなりして欲しい。攻撃の選手が動けない中でパスを出しても難しい。そこは2枚替えだろうと。

 だけれども戦える選手の数が限られている処に監督の戦術の失敗が重なるとマイナスとマイナスが合わさって倍以上になる。四方田監督の経験が無いのかそれとも引き出しが無いのかその段階に来てしまっている。

 他のチームは徐々に監督交代の手を打ち始めている。効果がある場合と無い場合があるが、そろそろお尻に火がついてきたのは確かである。チームの雰囲気を変えるカンフル剤になる可能性もあるし、この辺り選手補強と合わせ社長が手を打たなければならないだろう。

 今は、本当に停滞期に突入した。開幕ダッシュと掛けたかったのは、こういった時期が必ず来るからでその前に相手チームの戦力が整う前に勝ち点を稼ぎたかったところ。これからは、上位と下位の戦力差は益々広がってくると見てよい。簡単に上位には無策では勝てなくなる。そう考えると下位に集まる他のチームにどれだけ勝ち点を稼げるか、それも相手チームは何とか現有勢力で勝とうと策を練ってくる。策には策をだが、コンサドーレにそれがあるか?