蓮舫氏

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引用 時事通信http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071801142&g=pol) 

民進党蓮舫代表が「二重国籍」を昨秋に解消した証拠として戸籍謄本の一部開示に踏み切ったのは、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設問題で安倍晋三首相に説明責任を求める手前、自らの姿勢もただした方が得策と判断したためだ。問題が浮上してから1年近く経過してからの公表で、蓮舫氏側はこれを区切りとしたい考えだが、求心力回復は容易でない。

 以前、蓮舫氏の国籍問題について記事を書いた。その時の主旨としては、公党の党首として国籍についてもし嘘を付いていないのならその証拠をつまびらかにするべきというものである。

 今回の戸籍開示について外野から多くの意見が出てしまい、以前までの発言が虚位だったかどうかの確認というところが不十分になった感がある。

 結論としては、親が国籍の管理をしていたので自分でそういった手続きをすることを忘れていたということである。更に、テレビ出演のために嘘の経歴になるが安易に台湾との2重国籍であると偽っていたということである。

 確かに子供なら自分の国籍について日本に帰化したと親に言われていれば納得したかもしれない。またタレント活動を続けていくために台湾国籍というのも有利に働くと考えるのは人間として当然だろう。

 アメリカなどは移民の国であるから、アメリカ国籍を取るときアメリカに忠誠を誓うと宣誓する。アメリカ人であることにアイデンテティを持つことが形式的ながらも必要なことであるのは間違いない。

 日本という国に住み、日本国籍を有する者は、少なくとも日本のために行動する覚悟があるということになるが、実際は、日本の法律に違反して犯罪を行う輩がいるように日本に対する祖国愛というものが希薄な層はある程度存在する。

 

 今回の会見の中で、蓮舫氏は、2重国籍を認めていくように法を改正すると言っていたが、果たしてそれが正しいのかと思う。例えばだがこの先日本が移民の国になった場合、2重国籍の者が多数になれば果たして国として維持していくことは可能だろうか?

 2重国籍の国同志に紛争が起きた場合、どちらの国を優先するのかという命題が投げかけられるのは必至であり、更に言えば、2重国籍の国会議員が大多数になった場合、所持している国籍の国に有利な計らいをしないとも限らない。

 この件の話は、マスコミが自粛する運びとなっているが、自分の考えとして国会議員たるもの2重国籍はまずいと思う。それは上に述べた考えだからである。