日本代表 コロンビア戦 2-1

 曇り、気温は14度。夜中は雨が降っていたので風は湿気を含んでおりジトっとしている。

 昨日は、日本代表の試合が夜の9時からあった。その前の時間は朝の早起きの影響でウトウトしていたがその時間に目覚め絵うことが出来た。

 テレビを着けると何故かテレビでは大騒ぎしており、PKという言葉が聞こえてくる。日本が早速PKを取られたのかと思いこんだ。更に退場という言葉も聞こえよく見るとPKポイントには香川選手の姿がある。

 よくよく見るとコロンビアの選手がハンドで得点機械阻止の一発レッドで退場、更にペナルティボックス内のハンドのためPKが与えられたというところだった。


 反則のシーン見逃したため早速タブレットNHKアプリを起動して巻き戻し再生しそのシーンを確認。その間に香川選手のPKがゴールの真ん中に決まり日本代表が先制する。

 下馬評ではコロンビア圧倒的優位だったが、思わぬプレゼントを日本代表に与えてくれた。これまで日本代表に批判的な外野の声を黙らせた一瞬だった。

 日本も数的優位に立ったため相手が攻めてこずカウンター狙いどころではなくなり、コロンビアゴール前にボールを運ぶが、やはりシュートのタイミングでシュートを打てず相変わらずの決定力不足を露呈する。

 相手のコロンビアの守備が日本に追加点を奪われないように下がりだしたのも日本に手詰まりを生んだ理由である。また、コロンビアもまず守備の選手を入れ攻撃の選手を減らしてくれたのも良かった。交代した選手が残っていたら日本もうかつに前に上がれない処だった。

 そしてさすがに南米代表。日本に対してファール貰いのプレーを仕掛けてくる。大げさに倒れ主審にカードを出させようとする。しかし、この試合の主審はちょっとやそこらのファール気味のプレーには笛を吹かないタイプで、日本の主審だったら笛ばかりで試合を裁けなかっただろう。そのくらい笛は吹かれなかった。しかし、長谷部選手のファールの判定はいただけない。明らかの誤審だった。

 そこからのFKで何と一人少ない相手に同点弾を食らってしまうところなどは残念。このまま引き分けで終わりそうな雰囲気をだだよわせて前半終了する。

 後半もコロンビアは引き分け狙いに来るのかと思えば、交代でハメス選手を入れ得点を狙いにくる。これが試合の流れを変えたといって良い。好調なハメス選手なら危険だったがこの日のハメス選手は2段階程度能力が低下していた。大きなチャンス(日本にとって大ピンチ)のシーンも大迫選手の気迫のクリアで抑えると、殆ど活躍しないで終わった。

 前線のコロンビアの動きが重くなったため日本が余裕を持って攻撃に移ることが出来た。それがCKからの大迫の得点を生んだといって良い。

 コロンビア選手の一発レッドは厳しい判定と言う向きもあるが、香川選手のシュートが明後日の方に飛んでいたならそうとも言えるが、軌道的には枠内に飛んでおりGKは起き上がろうとしていたところだったので手でふさがなければゴールは決まっていた。そういう意味での得点機械阻止に当たるので一発レッドは正しい判定である。あれでイエローなら故意のファールが横行することになる。

 一つ心配なのは、コロンビアの過去のW杯の記憶である。かってオウンゴールした選手が帰国した後に射殺される事件があったことである。その当時コロンビアは麻薬マフィアが幅を利かせていた時であった。今回の選手がそういった事に巻き込まれることのないように願いたい。コロンビアもあと二戦を残しておりグループ突破が可能であり、昔の時と状況が違う。

 却って日本などは、初戦負けが見えていたところでの勝利の為選手たちに慢心を生まないかが心配になる。変に自分たちは本当は強いなどど誤解して欲しくはない。一人少ない状態でもボール回しをミスしてカウンターを食らった危ない場面もあった。

 相手が格上だという思いを忘れず残り試合を戦って欲しい。下手に星勘定すると連敗して帰ってくることになる。