世の中は動いている

 曇り、時折小雪が舞う.気温はマイナス2度.東の空は旭が昇りオレンジ色に染まっている.

 

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 暗殺が遠隔で行われたという事件.今の時代ならそういったこともありと思う.監視カメラは至る所にあり、ドローンも空中を自動で飛ばせる時代である.格段の警備をしていなければ気付くこともない.

 そういった恐ろしい世の中を作り上げたのも人間である.自分たちが殺される社会が来るとは思わず別の用途で開発した物が使われるのである.

 少しこの記事で引っかかることは、この暗殺に加担したと思われる国が自国で製造された銃を使うのかなと思うのだが?

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 次期大統領に決まりそうなバイデン氏が、着々と政府高官の氏名に動いている.来年1月に正式に大統領になればその日から仕事をしなければならないのだから当然である.おかしいことはないのだけれども、現職のトランプ大統領がいまだに大統領選挙について敗北を認めていないため傍から見ると変な雰囲気に見えるだけである.

 これからのアメリカがどう変わるのか、女性の高官が多いようなのでその辺りで政権の風向きが変わるのだろうかと思う.少なくとも大統領が就任したと同時に戦争が始まるというようなことはないだろう.

 戦争を始めるとしたら現職のトランプ大統領が始めてしまうかもしれないと感じるが、今のところ大きな戦争が起きる気配はないが、例えば中国が台湾、あるいは尖閣に攻め込んできたときアメリカ(トランプ大統領)は軍を動かすのだろうか?その辺りの流れは判らない.

 

 前にも書いたが、中国がこれだけ巨大な国になったのは、アメリカの政策である.何時までもアジアの中に閉じ込めておくこともできた時に、経済が発展すれば国民も民主化を求めるだろうという太陽政策は、その国の指導者が変わらなければ無理すじだということである.

 何時かは民主国家になるかもしれないが、今の中国が総力を挙げて取り組む監視社会は、国民を縛り付けるには十分である.縛り付ける代わりに飴を与えることで小さな自由を与えられることで自分は自由だと感じられるなら今の体制を無理に転覆させる必要はない.

 その頃は、アメリカ軍も強力で世界の警察官というのに相応しかったが、リーマンショック以降のアメリカはその姿を変えようとしている.昔の面影だけで世界がアメリカに従うのにも時間が経ちすぎたかもしれない.

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 コロナ重症患者のベット確保は最大の課題である.これは大阪に限らず全国どこでも言えることである.しかし、施設はある程度簡単に作れるだろうが、そこに勤務する人は中々難しい.

 大きな問題は、そこで勤務する場合、自分も感染してしまう危険性があることと、コロナ禍が終われば自動的に職を失うことになるからである.だからそういった職場に志願して勤める人は尊敬に値する.

 東京都医師会の会長も、1000人規模のコロナ専門病院を作るべきだと言っていたが、その病院に勤務する職員は、少なくとも倍の2000人以上は必要になるのではないかと予想する.それ程の人を短期間で集められるならそうすべきだろうが、今の世の中、人手不足で苦しんでいる病院も多い中では、各医療機関から駆り集めるしかないだろう.その動きの中で職員不足の医療機関クラスターが起きようものなら本末転倒と言わざる負えない.