中国問題にたいする日本の態度は?

 曇り、気温はマイナス7度.すっかりあたり一面雪景色になってしまった.この雪は、週末の暖かさで消えてしまう予定だが、日陰などに積もった雪はこのまま消えずに残るのだろう.

 

 

www.sankei.com

 一時、トランプ大統領が署名しないのではないかと言われていた「香港人権民主法」がアメリカで成立した.

 アメリカが何故他国の人権に関係するのかという疑問を持つかもしれないが、世界は、まだアメリカの力が及ぶ範囲があり、その力の範囲内で中国に対して制裁を加えることができる.

 アメリカの衰退が言われてきたが、まだすべての力を失ったわけではなく今まで一強だったものが、中国という力を持つ国が出てきたため世界に対する支配力に陰りが出てきている段階である.

 そして中国の香港問題の他に重大な人権侵害が行われているというウイグル族の件も徐々に世界に知られるようになってきた.もうずいぶん前からウイグル族の問題は巷に情報として流れていたのだが、それに対して世界は中国の国内問題として処理しようとしていた.日本の人権問題にはうるさい国連も中国に対してウイグル問題に対する活動はほとんどしていなかった.この辺り国連が期待するほど世界の重しになる組織ではないと露呈したところでもある.

www.afpbb.com

 このニュースも衝撃的と言って良い.中国からウイグル族の痕跡を無くそうとしている証拠である.この先、国際社会が黙っていればウイグル族は中国という国から消滅してしまうだろう.

 それに対して日本政府の行動は?

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 果たして日本はこの世界の動きに対してどのような行動に出るのだろう.

 記事の中の「その中国にひれ伏して、習近平国家主席国賓として招こうとしている。」この一文が日本の態度を問うている.