携帯料金の値下げは可能か?

 晴れ、気温は17度.久しぶりの青空が広がり、徐々に秋の気配を漂わせている.

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 携帯料金の件、毎月払う額が一万円近くになれば、それ以外に支出する金額を抑える必要がある.その抑えなければならない金額が、例えば若者の車離れとか、旅行、映画などの今まで若者なら必ず使っていた分野にお金が回らなくなってきたわけである.

 携帯への料金負担を減らすことにより減った分が他の消費に回れば産業に好結果を生む.

 一つ残念なのは、その携帯事業に日本のメーカーが殆ど噛んでいないことである.半導体が日本の専売特許で無くなったため開発力が急速に衰えてしまい、日本製の機種がグローバル展開することはなくなってしまった.携帯料金が少しくらい高くとも日本のメーカーが世界に伍して進出していれば、携帯料金の値下げなどという話は出てこなかったかもしれない.

 日本だけが携帯料金を値下げしたからといって世界に何の影響を及ぼさないだろう.その位日本は後退してしまった.それをひしひしと感じるこの頃である.