未来の車

 雪、気温はマイナス5度.暖かくなったり寒くなったりの繰り返しがはじまり、今日は真冬日の予想である.今週は寒い日が続くようだ.

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 将来性で爆上げしている企業の筆頭であるテスラ.

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 その株価が急落し、一日で1兆6000億円目減りしたとニュースになる.ある意味、時代の風雲児である.

 既に世界は環境問題に対応するため石油から電気へとシフトし始め、車も内燃エンジンから電気モーターへ急速にシフトし始めている.その切っ掛けを作ったというかその波にいち早く目を付け潮流にのった.

 電気自動車を開発したのは、テスラが最初ではなかった.日本でも数社電気で走る車がそれ以前より開発されていたが、その会社がテスラのように時代の先端に躍り出ることは無かった.

 その原因は、タイミングもあるだろうが、テスラの車は時代の先端を行くイメージが先行し、それに合わせて成長してきたことだと思う.その点については、未来のコンセプトカー止まりで、ガソリンやディーゼルエンジンを売るためにそれ以外を排除してきた自動車メーカーの考えがあった.それは間違いなくこの先にある未来を否定してきたことに他ならない.その後進的な考えを打破した点にその素晴らしさがあった.

 

 日本の基幹産業は自動車である.その製造を続けることで利益を生み出してきたが、ここにきて大転換を迫られている.未来の車は、電気なのかそれ以外なのか?本当に電気自動車は主力になるのだろうか?

 ある意味日本の屋台骨を揺るがすような事態がここ数年で起こりうる.その激流に飲み込まれ消えていく自動車メーカーは世界でも多いだろう.