J1リーグ 第10節 vs横浜FM 1-3

 曇り、気温は8度.小さな雨が時折空から落ちてくる.

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 昨日は、札幌ドームで横浜FMとの試合があった.平日の夜ということで家でDAZNで試合を見ることにしたのだが、今でも昨日の敗戦を選手たちと同様引き摺っている.

 

 25周年ということで色々なゲストを呼びトークショーなるものをやっていたが、如何せん時間が短くあいさつ程度の印象であった.特に内村さんのトークの部分は、あれだけ前振りしながらわずかな時間であり近況報告で終わってしまった.近況もSNSで今道内企業の福岡支店でコンピュータソフト関係の営業をしていると知っていたので、「あ、それ知ってる」で終わってしまった.今では完全にサッカーから離れて会社員として仕事をしているらしいが、そういった方面の才能があったのねと感心してしまう.

 

 ということで記念試合と名が付くといつも負けている印象が強いコンサドーレだが、前半、ロペス選手にボールは渡るのだが、トラップが思い通りできなく絶好機を外すこと3回くらいあり、テレビの前で「ロペス―」と何度も叫んでしまった.

 ということで前半が終わり後半早々、CKの混戦からロペス選手がゴールを決め先制する.相手が少し攻勢に出たところをカウンターで仕留めようとするが、ビッグチャンスを逃す.その代わり菅野選手がこれもビッグセーブで相手の得点を阻むこと数度.

 これは一点を守り切る戦いになるかと選手も徐々にゴール前に張り付くようになる.この辺りは、相手の攻撃を受け止めるばかりになり危険を感じさせるが、何となくリードを保っていたが、高嶺選手が負傷で退場し、荒野選手が入ったあたりから流れは変わる.

 怪我明けの荒野選手を起用したのも監督の信頼があったのだろうが、実際は、試合に入ることができず、更に怪我の影響か走れず相手のマークもできない状態で一人浮いてしまっていた.怪我前の動きは殆ど期待できない状況であった.

 その中で、相手に見事に続けて2点を決められあっさり逆転されてしまったのは見ている方としてはがっかり度が強かった.その理由の一つに守備の要である宮澤選手の交代が痛かった.あのまま出ていても上手く守備が出来なかったかもしれないが、交代で入った選手には宮澤選手の代わりを務めるには荷が重い.

 その後、2回のCKでジェイ選手がドフリーでヘッドを外すシーンがあり、どちらかを決めていれば引き分けもあったかもしれないが、そのまま試合終了.

 

 怪我明けの選手が戻ってきても本調子には程遠く、それに加えハードな戦術のため故障者は増えるばかり.その代わりに入る控え選手も調子が上がらない状況でこの先の展開が見えなくなってきているのも事実である.

 課題は誰もが判る通り、マンツーマンではフルで戦うためのスタミナがどの選手も無いということである.このまま続けるなら交代選手の底上げが是非とも必要で、新外国人選手が本当にスーパーで無ければ補強にならないということである.その辺りは考えなければならない点である.

 これから続く連戦で、少なくとも勝ち点を10点ほど上積しなければ降格圏に沈んでしまう.一度のみ込まれてしまうと選手層が薄いため抜け出すことができるか不安になってしまう.

 

 オープニングのトークショー加藤浩次さんがスポンサー獲得を訴えていたが、その通りでこれ以上を上を目指すなら選手層を厚くするしかない.そうでなければミシャ式の最終形態に持っていくことは不可能だろう.

 野々村社長も「ニトリ」さんの名前が出たとき口を濁したように、何度かスポンサードをお願いしに行っているのは間違いないがきっと良い返事を貰えていないのだろう.その辺りは、何かゴニョゴニョした因縁を感じさせる.これは憶測です.

 けが人が続出する中、控えからスーパーな活躍をする選手が出てきて欲しい.そして、荒野選手には一刻も早くゲーム感を取り戻してほしいものである.