ルバンカップ vs 横浜FM 1-1

 晴れ、気温は15度.昨日も良い天気だったが、今日も引き続き良い天気である.

 

 昨日は、厚別にルバンカップの試合を見に行った.快晴の青空の下の試合ということでドームとはまた違った雰囲気がある.更に昨日はアウエー側からホームゴール裏へ何時もの強い風が吹き、ホーム側に当然地の利がある試合となった.

 

 この試合コンサドーレは、本職のFWは先発せずゼロトップでの戦いとなった.相手の横浜FMも先発は今まで殆ど出場してこなかった外国人選手を先発させたが、それでも層は厚いチームであるのでこちらからしてみればうらやましい限りである.

 

 その風の中、コンサドーレは優位に戦いを進め、横浜FMゴールに迫る.何度か好機を掴むが得点に至らず時間が過ぎていくが、青木選手がまた見せてくれた.ペナルティエリアやや左から撒くシュートを打ち右サイドネットに突き刺さるゴールを決めてくた.コンサドーレが先制し、その後も優位に試合を進め、その後、金子選手のシュートが左ポストに当たる.これが決まっていればの一つ目となった.

 そして直ぐ、深井選手が左ひざを押さえて止まる.そこに駆け寄った荒野選手が×を作りそのまま菅選手と交代する.その後ベンチに居たので軽症であるのだろうが、治療には時間が掛りそうな雰囲気である.

 そんな嫌な雰囲気の中交代で入った菅選手がペナルティエリアで倒されPKを得る.ここで蹴るのはなんと荒野選手.他にPKを蹴れる選手はいないのかとスタンドがざわざわする.何となくベンチの指示があったのかそのまま荒野選手がPKの位置に立つ.こちらは決めて欲しいと願ってみたがフェイントをするがGKは動かず蹴ったシュートを見事に跳ね返されてしまう.これがもし決めていたらの二つ目となる.

 何となく何かが起こりそうな嫌な感じの中、横浜FMのシュートが決まり前半の終了間際に同点とされてしまう.見ている方は、前半の追加点があればと思わざる得ない.

 

 後半は、前半の走り過ぎもあってコンサドーレの選手の足が止まるのではないかと危惧していたら、その後小柏選手が足を痛めて交替し、更に福森選手も交代と選手のダメージが現れる.その後、横浜FMもフレッシュな選手を矢継ぎ早に入れ替えてコンサドーレを圧倒するが、際どいところで防ぎそのまま試合終了.前半圧倒的に攻めていたのに後半の変わり様は、この日の暑さのせいもあったかもしれない.気温が低い中で練習をしていたのでこの暑さは計算外になったかもしれない.これから暑い中での試合が多くなるので、順応する時間があるだけでも中断期間はありがたいけれど、次の天皇杯、アウエーのルバンカップに出場する選手のやりくりが心配である.

 

 代表辞退したチャナティップ選手やけがのロペス選手が復帰できるのか、更にそのロペス選手は中国のチームからのオファーがあり動向が気になるところである.ルバンカップはどうしても決勝まで行きたいが、選手層の薄さがどうしても怪我人が増えると影響が激しい.それをやりくりするのがチームマネジメントなのだが、檀崎選手はコンサドーレに戻るのかも気になるところである.