αβγ 物理の公式を思い出す

 曇り、気温は12度.やはり日が翳っていると肌寒い.

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 中国あるいは武漢型という表現はダメで、英国型、インド型、南アフリカ型などの国名が入った名前が平然とマスコミで使われている現状はダブルスタンダードと言って良い.どこかで変える必要があるか、最初の型が中国型、武漢型という呼称にするべきだと思っていた.

 そして、今回のWHOの提案である.これに従わなければ罰則があるわけではない、要望である.

 この呼称が定着するかどうかは判らない.実際、インフルエンザの型はA香港型などの地名が使われそれが定着している.こちらには地名が入っている.それ以外にも、国名が入った病名というものある.日本で言えば、日本脳炎、日本住血吸虫症などの国名が入った病気も存在するわけで、今回の流れで言えば国名が入った名称が差別につながるというのなら大々的な改名が必要になるだろう.

 きっとWHOの中に一貫した考えは無いのだろう.最初に中国からの圧力で中国、武漢を入れるなという流れで、一度踏み外したスタンダードを守るために右往左往しているということである.

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 これも世界に広まれば大変な状況を起こす可能性があるニュースである.発表では感染力は弱いとされているが、鳥から人への感染が起きているというニュースである.鳥インフルエンザの人への感染は、2000年の初め人への感染がおこり数名の死亡者が出て世界中が騒然となった.その時、日本の防疫体制の甘さを指摘されもした.そして、鳥インフルエンザが流行すれば今のコロナウイルスのような大流行が起き多数の死者が出るとマスコミは報道し国民をパニックに陥れた.その時は大流行が起きず笑い話のようになってしまったが、それからの間、ぽつぽつと人への感染が報告されたがそれ程の感染は起きずに今でも続いている.

 今回の鳥インフルエンザの型は、H10N3型とされている.この型も色々なものがそれぞれ報告されており変異している状態である.鳥インフルエンザの被害はニワトリの大量処分のニュースで話題になるくらいで人が生活しているすぐそばで起きていることである.まさしく、次のパンデミックのウイルスはこれだろうと予想されている.

 

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 最後に取り上げるのはこのニュースである.これはニュースというよりオピニオンになるのだろう.今回の新型コロナウイルス武漢の研究所からのものではないかという話である.これを中国は否定しているが、少なくとも全面的な協力の元で証明されたものではない.その何かを隠そうとしている様子が世界の人を疑わせている状態である.隠し事が無ければ正々堂々と振る舞うべきである.という正論から言えば怪しいからの行動なのだろうと思わざる負えない.

 しかし、情報秘匿は、中国ばかりではなく色々な国が行っている.それを暴露されることで国益を失うと考えている国は多い.日本も自国或いはある特定のグループのために情報を流さないことはあるだろう.しかし、日本はその点、笊だからどこから情報漏れしやすいことである意味秘匿できない国ではある.

 WHO調査団の行動や報告書を見て中国の研究所からの漏洩説が真実ではないだろうかと逆に思った人は多いはずである.嘘に嘘を塗り固めることでその矛盾点が露呈してしまうことは往々にして起こることである.世界が圧力を掛けても真実は明かされないかもしれないが、あの武漢の医師たちがいたように中国の中にも正義を求める人はいてその人たちの力で真実が明かされる日が来るのではないだろうか.