大谷選手、藤井2冠

 晴れ、気温は18度.太陽の日差しがある分寒さを感じないのは錯覚に近いものだろう.

 

 昨日のホームラン競争は、大谷選手の力みが画面から伝わってくるような感じだった.開始前に室内練習場でバッティング練習をしたりと少し気負っていたと思う.その後、そこで録画を見るのを止めてしまった.

 

 そして北海道では、王位戦旭川で行われており、藤井2冠と豊島2冠が戦っている.昨日の封じ手の時点でやや豊島2冠が優位になっていたようで、このまま押し切られる可能性が高くなっている.この二人の相性というか、藤井2冠の思考過程を先読みできる能力が豊島2冠に備わっているとしか思えない戦いが続いている.

 藤井2冠と対局する他の棋士は、藤井2冠の先読みする力を過信してどうしても最善手を打てなくなるような感じである.棋聖戦で戦った渡辺名人にしても勝ち筋があったにもかかわらずその手を打てなくなるような感じで3連敗してしまった.

 対して豊島2冠は、藤井2冠の幼少の時から知っている間柄で藤井2冠がどのように感じて将棋を指しているのか知っているためその姿を怪物としてではなく普通の人間と戦っているのだと思う.普通の人間には間違いを起こすことが当たり前でありAIのように常に人として想像できないような手を打つことはできないことを知っている.想像しない手を打たれても他の人は、AIが何億手先を読んで打った手と同様にとらえるかもしれないが、もしかしたら悪手ではないかと捉える心の余裕があるのだと思う.

 まだ対局は終わっていないが、そんな様に感じる.もし、この将棋に藤井2冠が勝利するようであれば流れは変わるかもしれない.ただこの局を落としてもまだまだ勝負は決まらない.どちらかが4勝しなければならないというのは結構厳しいものである.