日本代表 オマーン戦 0-1

 晴れ、気温は18度.日差しがあって風がないので寒くはない.

 

 昨日は、W杯予選のオマーン戦があり、何となく見ていた.多くの人がその試合を見ていて絶対勝つと信じていたのに試合後は良いところなく破れてしまいがっかりの声があふれていた.

 

 しかし、ドーハの悲劇の頃の日本代表を知っている身としてみればここまで強くなった日本代表の過程を知っているだけに、勝つのが当たり前となっている人たちが大半になっているの状態の方が隔世の感がある.

 

 ジョホールバルで当時の岡野選手が延長でゴールを上げ、初めてW杯予選を突破を決めたのは最終戦だったはず.最近は、余裕を残して勝ち上がり予選を軽視していたのかもしれない.

 選手たちもどこかに自分達の実力を発揮すれば勝てるのだと信じていたのではないだろうか?実際はそうでもなかったということだろう.

 

 そういった雰囲気に監督も気付いていて、今回の先発にベテラン勢を配し、監督の作戦が阿吽の呼吸で分かりあえると思ったメンバーを選考したのだと思いたい.そうでなければ、もっとオリンピック世代を代表に選んだだろう.

 オリンピックも金メダルを狙いながら結果を残せず、そのチーム戦術に疑問が生じたはずだが、日本サッカー協会は、その結果を見て続投を決めた.

 

 このままのチームで他の国と同じように戦えば予選突破できないのは断言できる.それを変えるのは1回チームをガラガラポンしてメンバーを選び直すことが必要だろう.今のメンバーの連携のチグハグさを残して戦うのはそれを行える監督を連れてこなければならない.森保監督に残念ながら壊れたチームを立て直す能力はなさそうである.

 

 日本代表の暗い話になってしまったが、中国代表も外国人を帰化させ手っ取り早く強化を進めている.更に国内リーグ戦を中止して強化に努めていると聞く.今までの中国と侮ることはできない状況である.それでも今の日本代表は勝てるなどとゆめゆめ思うことなかれである.