ミュー株、台風14号

 曇り、気温は16度.薄い雲に隠れ直射日光は無いが、この雲も午前中には消えてしまい日差しが戻る予定.

 

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 ギリシャ記号で名前を付けていくようになり、今ではミューまで行ってしまった.この先、どこまで命名が続くのか判らない.

 そういえば今流行のデルタ株の次にはラムダがあり、その後イプシロン、ゼータ、イータが有ったのだが、その存在が知れ渡ることなく突然ミューになった感がある.

 このまま変異を繰り返すとギリシャ記号は枯渇し、その後どうなるのだろうか?

 

 それまでの変異株についても色々研究され、どの変異株もワクチンの効果が弱まると報告されていた.今後ワクチンが無効な変異株も見つかるだろうから本当に人類は新型コロナウィルスと共存しなければならないところに来たわけである.

 

 今の状況は、緊急事態宣言が長期化したことで外出自粛の効果が出てきにくくなってしまった.休日に外を歩けば普通に大勢の買い物客に出会い、行楽地には結構な人がいる状況になっている.確かに夜間の酒類販売が禁止されたため休店している店も多く、歓楽街の人では減っていることは間違いない.

 しかし、上のニュースにあるようにワクチン接種による効果は減ってきているが、ワクチンを接種した人がウイルスに接することで増感効果は生まれ重症化しにくい状況にはなってきている.11月には、接種希望者の大半が接種を終え、3回目の接種があるかもしれないが、ひとまず様子見になるのだろう.そこから今回のコロナで学んだ新しい生活様式で過ごすことが当たり前になるのだろう.

 

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 もう一つ気になるニュース.それは台風14号のことである.最初の予想では、日本付近には接近せず東南アジア、中国に抜ける予定だった.しかし、徐々に台風の勢力が増したところで進路を北寄りに変え北上する進路に変わった.まだ、予報円は大きく、最も西寄りに進路を取れば日本海或いは朝鮮半島を通過して温帯低気圧になるパターンと九州に上陸し西日本を通過して温タオ低気圧になるパターンが予想される.北海道に影響を与えるとしたら最も西寄りにコースを取った時だろう.

 秋の台風が大きな被害をもたらすことが多いのは常識で過去にも大きな被害を残して去っていった.今年の夏は線状降水帯などで甚大な被害を被った地域があり、そういったところを通過すると緩んだ地盤による土砂災害などが懸念される.住み慣れたところを急に去ることはできないのは重々承知の上で危険な地域にお住まいの人は、早めに移転する等のことを考えた方が良いのかもしれない.

 生まれ育った土地への愛着はひとしおだろうが、災害にあると家や土地が失われると共に最悪人命も失われるかもしれない.今まで起きなかったから安心ではなく何時でも起きると考えた方がこの時代生きやすいのかもしれない.