自民党総裁選も終わり今度は通常の選挙モードに入るのだろうか?

 雨、気温は19度.強い風に煽られて横殴りの雨となっている.台風16号に追いやられるように秋雨前線が北上し、雨風となっている.そして低気圧が接近してくる関係で南寄りの風が吹き込み気温は高くなっている.

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 昨日自民党総裁選が終わり、新しい総裁に岸田氏が選ばれた.下馬評が高かった河野氏も総裁選を戦ううちに派閥の論理に押しつぶされた格好である.敗因は問われれば石破氏とくっついたことで反石破の議員を遠ざけた格好である.また、総裁選以降のテレビ討論などでその主張が曖昧できちんと政策を描かずに直感で物言う姿が評価を下げてしまった.一方、岸田氏は討論等ではその姿は冴えない印象を受けたが、国会議員の支持を受ける安定感が強かったのだろう.そして、高市氏は初の女性総理の座を目指す第一候補とみなされたことは本人にとって大きかっただろう.今は東京都知事の小池氏が順調に行けば初の女性総理という肩書を得るのではないかと思われていたが、東京都知事になってから色々な面で能力が疑問視されコロナ対策でも批判の対象となったことで一歩退いた印象がある.そこに高市氏は上手くはまり込んだ感じである.これで、解散総選挙に向かうわけであるがコロナ過で疲弊している国民に自民党が支持されるかが焦点で、その批判票がどの程度野党に流れるか蓋を開けてみなければ判らないと言ったところだろう.

 ただし、曲がりなりにも9月で緊急事態宣言が解除され、このまま感染のぶり返しが起きなければそれなりに社会生活が元に戻る歩みを始める.それに合わせた経済対策を矢継ぎ早に繰り出せばそれなりに元に戻っていくのだろうと期待している.

 しかし、このコロナ過で失われたものも多く、更に新しく社会に認められるようになったムーブも数多くある.その均衡が当たり前になるのか、また以前通りの社会活動が復活してくるのかはよくわからないところである.例えば、ビデオ会議と呼ばれる方法も今後はやはり人が集まる会議になりその技術はすたれていくのか気になるところである.