今日も雪 感染者は増えるばかり

 曇り、気温はマイナス2度.昨日も道内の至る所で猛吹雪となりとんでもないことになってしまった.積雪量はここ十年無いくらいの量になり、屋根から落ちた雪がその屋根につきそうになるくらいである.丁度低気圧が重なり南からの暖かい湿った風がもう一つの低気圧が運ぶ湿った冷たい風にぶつかり雪雲が大量発生した形である.こんな形になるのは珍しい状況ではある.

tenki.jp

 今日も相変わらず西高東低の気圧配置は変わらないため強い西風が日本海の湿った空気を日本列島にもたらし日本海側は相当な積雪があると予想される.天候の急変も有りうるので被害に会うことを想定した準備が必要である.

 

 

www.jiji.com

 比較的落ち着いていた道内でもこのところコロナ感染者が激増している.その中でオミクロン株が占める割合も増加している.

 オミクロン株は軽症の人が多いという理由から積極的に自宅待機が進められているが、ある程度の人数が発生すれば当然重症者の割合が増えることになるため、必然的に重症者の入院件数が増えてくることが予想される.

 国は、ワクチン接種を強力に進める方針で、更に濃厚接触者の大気日数を今まで14日間で有ったものを10日或いは7日、5日と短縮する予定らしい.そこまで短くするならそろそろ指定感染症の分類を2類から5類に変更するべきだと思う.

 今までの方針でこのまま重症者が増えれば早々に医療崩壊してしまう可能性がある.ただし2類にしておく方が良い点もある.その一つは、やはり治療費の問題だろう.2類でなければ健康保険を使って治療することになるため何らかの自己負担は発生する.

 しかし、このまま指定病院に入院させ続けることになれば、そもそも指定病院が軒並み高度医療を担う役割をしている医療機関なため、他の治療が必要な患者の治療が遅れることになりかねないというかなり始めている.

 それで2類の指定を外れれば、ある程度の設備を備えた普通の病院でも患者を入院させやすくなる.ただし、本当に重症な患者は高度医療が必要なため今と同じように設備を整えた医療機関に頼らざる負えないのだが.それだとしてもその一歩手前の患者にコロナ治療薬を用いた治療で重症化を防ぐことができれば医療機関全体の負担が減るはずである.

 実際、高度治療が必要のない患者も指定医療機関に入院して治療を受けているが、普通の医療機関でもできる治療である.特別な医療機器が必要というわけでもない.

 その辺りの方向転換は急を要するもので今の日本のシステムでは数年かかるかもしれない.今回の感染状況が2年も続きそれと共に少しずつであるがシステムは変わりつつある.しかし、日本全体が一遍に変わるには相当な期間が必要になるのだろう.

 しかし、今回の災害を契機に日本全体が変わっていく必要がある.旧態依然としたシステムに安穏として横たわり変化を好まない人たちは多く存在する.更に増して、システム化すればするほど人権の問題が絡み一派一絡げに反対する人たちも存在する.そういった人達に丁寧な説明をしても耳を貸さないのが現状である.そこに民主主義の壁が存在する.