曇り、気温は21度．昨日の暑さが引き続き残っているような感じである．日中は雨の予報で気温もあまり上がらないようだ．
2類から5類に変更することを検討するとした政府の考えは正しい決断だろう．現状の感染者数は相当数に上り患者も重症化しにくい感じがしている．このままの体制で行けば遅かれ早かれ医療はパンクする．軽症者は医療機関に罹らずそのまま自宅で休養するほうが良いだろう．
更に無症状者が数多く存在するためそれを防ぐには中国のように居住している市民全員のPCR検査を実施するしかないが、今のPCRでもすり抜ける感染者は相当数存在する．現状では完全隔離することも困難となっている．
ただし、医療機関や介護施設では高齢者の感染に対して今のまま増え続ければ重症者は当然増えパンクすることは確実である．マスクの着用で抑制されていたインフルエンザもこの数年流行が無かったため国民の多くが免疫を喪失している可能性があるため大流行した場合、今以上の混乱が生じるのは間違いない．
第7波の感染が収束した後、新型コロナウイルスの変異型とインフルエンザの両方が流行すれば今以上の医療危機が来ることは確実で、その対応を国ができるかというと心もとない．もしかすると医療崩壊するレベルに達する可能性がある．
国民は自己責任で感染予防する必要がある．しかし、一度緩んだ体制は元に戻ることは無いだろう．今度の冬は多くの人の命が奪われる年になるだろう．そして、国は当然非難される立場になるのは目に見えている．
今のうちから国は一人一人個別の手厚い医療を施すことができない可能性があることを宣伝すべきだろう．自分で自分の命を守る努力をしなければ当然自分の命は守れない．どんなウイルスにも無敵な人は存在しない．自分は大丈夫と振る舞っている人が自分だけは助けて欲しいと主張する未来が見えるようである．
