食品の安全性

 曇り、気温はマイナス17度.徐々にだが道路の排雪が進みだしているが、やはりそれも中心部だけで路地に入ると狭いままである.また排雪に困った人たちが家の前の道路わきに出すためそれも大きな原因となっている.

 

 釧路までわざわざこの時期に来道して騒ぎを起こした呉市の市議がいる.飛行機の搭乗の際ノーマスクで拒否されたらしい.明らかに計画的な愉快犯的な犯行である.ニュースに取り上げられることで自分達の主張を喧伝したいのだと思う.帰りで問題を起こしたのだが、行きの飛行機にはノーマスクで問題なく乗れたのか不思議なのだが、その辺りは明らかではない.この人は自分の人権を主張するが、他の人の人権は関係ないと思う人だと主張しているようなものだが、自分の自由のためなら他の人の自由を奪うことは問題ないという非人権派だということを書いておく.

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 TPPと日本の食品輸入解禁の話.東日本大震災後に起きた福島の原子力発電所事故.その時の放射能放出で近隣の県の農作物が放射能汚染されているという理由で日本からの農産物の輸入に制限を掛けている国がある.既に農作物に放射能の影響は無いと宣伝しても一度貼られたレッテルを剥がすのは簡単ではない.同じような値段の農作物が有ればそういった風評のある産地のものを手に取らないというのは消費者心理である.その気持ちも分かるだけに台湾の決断は大きい.ある意味TPP参加が台湾の命運に係るためにとった行動だろう.

 TPPの問題に関しては、同じく中国も加盟を申請しているため台湾のみに申請を認めるということにはならないかもしれないが、ある意味この時期の話としては微妙な判断が迫られる.

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 熊本産として出荷されていた本当は中国、北朝鮮産のアサリ.こちらも消費者心理として安い国産品を買いたいという要望に応えた形である.国産のアサリがそんなに安く安定的に買えるはずはないのに見て見ぬふりし消費者は購入する.根本的にはそこが問題なのだが、それを悪用する業者も問題である.消費者はもう安い国産のアサリは無いと考えるべきだろう.

 それと同時に問題なのは、外国産のアサリを日本の砂浜に撒いて生態系を破壊していることだろう.同じ海として続いていても普通は中国や北朝鮮から日本に届くことは無い.更にそこで取られたものに他の生態系を壊すプランクトンや微生物、有害物質が混じっていないわけがない.そういった生態系の破壊も進行していることに気付くべきだろう.