大雪の影響

 曇り、気温はマイナス16度.

 

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 大雪の影響で今日もJR北海道の札幌近郊の運休が決まった.運休はあってもそれなりに回復していたのでそれ程ひどい大雪だった.しかし、これまでも雪による運休が有ったのにもかかわらずそれを根本的に解消する手立てを講じられてこなかったことも事実である.根本的に解消する投資が行われてこなかった原因はやはり赤字体質で色々なところをコストカットしも他に回せる原資が確保できなかったことが最大の要因である.この先も雪による運休は毎年繰り返されることは確実でそれだけ日本の体力が削られてしまったのだと思う.昨日書いたように札幌新千歳間を何とか雪害の影響から抜け出さないとJR北海道の経営はたちいかない.北海道新幹線よりも重要課題だったかもしれない.しかし、それを今言っても仕方がないが、北海道に住み続けるためのインフラ整備は必要で、それが札幌圏だけではなく北海道全域にと考えるととてつもない話となる.

 

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 今週末の東京での大雪情報、果たしてどれだけ降るのか気になるところ.今の所、新型コロナウイルスの蔓延防止措置が取られ人の移動は少なくなっているが、それでも通勤通学の人出を晴らすことが出来ていない.大雪で交通がストップして人出の抑制になればと思うが.

 今回の大雪は南岸低気圧という本州の南側を発達した低気圧が通過すると予想されているからである.低気圧が関東より南を通過すれば通過するタイミングで北風が冷たい空気を関東圏にもたらすことになる.それが冷たい雨になるか雪になるかの境目は、上空から平野部にある空気の気温と関係する.北海道東北の上空には冷たい空気の塊が鎮座し冷たい空気を盛んに送り込んでいる.その空気の塊が北に移動しない限り寒い日が続く.

 

 北海道の2月は毎年大荒れの日がやってくる.今回は雪だが、殆どが強烈な風による猛吹雪である.今年はまだ猛吹雪の日がやってきていないのでこの大雪が残った状態で猛吹雪がやってくれば相当な被害に有ってしまう.そういった日が来ないことを祈っている.