吹雪、気温はマイナス4度．朝方は風が強いくらいだったのだが、徐々に雪が混じり始め吹雪となった．このまま雪が降り続けばまた大雪になるだろう．
土曜日に行われた清水との開幕戦．DAZNで見た．折しもオリンピック期間中なためテレビ番組はオリンピック一色と思いきや民放は殆ど普通の番組を放送する状態．Jリーグ開幕なのにも係らず扱いも地味となっている．サッカーもプロ野球も好きな人がネットで見る時代になったのだろうとしみじみ思う．
試合は、始まると同時にお互い強いプレスで相手を押し込もうとする激しい展開となる．その間は相手のプレスを交わすため長い裏狙いのパスが多くなりガチャガチャした雰囲気であった．
それも10分程度たつと徐々にパス回しが増えて落ち着いた展開となる．そこから去年と同様な相手の圧力を交わし3角形を保つパス回しを行い始めた感じである．やはり見ていて実戦が不足しているためパスの呼吸が合わないところやゴール前の選手の意図が合わないというところが多々見られまだまだ攻撃は難しい．それでも相手ゴール前でパスが繋がり相手のクリアをダイレクトでルーカス選手が蹴り込み幸先良い先制点を得る．これは見事なコースに蹴ったゴールだった．その後、相手のハンドによる追加点のチャンスを得るがこれはあいてのGKに阻まれ失敗．タラレバで言えばこれが決まっていたらもう少し楽に試合を運べたのにと思う．
その後、前半から徐々に選手の足が止まり始めてきたのは、後半に不安を感じさせたが、その予感は当たる．後半開始早々攻め込みはするが相手ボールになった時のプレスが弱まる．そのためズルズルと後ろに後退し、中々クリアボールが拾えない．素人ながら選手交代をして少し足の止まった選手を入れ替えるべきと思っていたら、案の定相手に振り切られ同点ゴールを決められてしまう．
キャンプもコロナの影響が有り中々体力強化までの練習は出来て居なさそうであり、故障する選手も結構いたため完璧な準備は出来ていなかったようである．去年の反省から守備の強弱をつけるという方針だったようだが、守備を弱めると途端に個の守備力が浮き彫りになるのは去年と同様である．攻撃を取るか守備を取るかバランスなのだが、一番良いのは攻撃も守備もできる選手を先発させることなのだが、それは今のコンサドーレでは不可能である．
結局引き分けで終わったのだが、追いついて引き分け追いつかれて引き分けとでは印象が大きく異なりやはりちょっと印象が悪い．できたならあのまま勝利を飾ることが今季の勢いをつける結果になっただろう．
今年は、J1リーグは34試合で戦うことになる．34分の１というのは多いようで少ない．もし目標達成をするのならやはり今日の試合は勝ち切るべきだっただろう．
次は本拠地での開幕戦．北海道はまん延防止の最中で応援には行けないのが残念である．次は是非勝利して欲しい．
