ウクライナ対ロシア

 曇り、気温はマイナス4度.今日の日中は低気圧の接近により荒れ模様との予報である.

 

 

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 昨日、国連ではロシアを批難する決議案が可決されたが、その決議に即効性は無い.本当にプーチンは精神異常を来しているかのようにウクライナだけではなく欧州や自ら住むロシアが核物質で汚染されようとも気にせず破壊を続けている.彼の残りの人生を考えると多くの人が自分の死と共に苦しむことを望んでいるようである.

 これに対してウクライナは徹底抗戦を選んでいるが、EU、イギリス、アメリカはどこまで外からこの戦況を見つめているのだろうか?ウクライナが降伏しロシアがウクライナを占領しそして世界の中で中ロが支配する地域との対立が深まったとしても動くことはできないのだろう.

 このウクライナとの戦いの中でロシアが経済制裁により国内から崩壊することを望んでいるのは判るのだが、ロシアが自ら崩壊するのが速いのかそれとも世界の大半が崩壊するのが速いのか競争するのだろうか?

 日本に住みこの戦いを見ている殆どの人が、自分の所に被害は及ばないだろうと考えている.自分もその一人かもしれない.確かに今回の制裁でエネルギー価格の高騰が予想され少なからず影響されているが自分の体が切り刻まれることは無い.

 その比較的安全な場所にいながらロシアに戦争を止めろと言い、ウクライナの人は国外に退避し、停戦を受け入れるのにロシアの要求を素直に飲みなさいということの無責任なことを言うことは中々できない.テレビや新聞の報道で多くの識者とよばれる人が今回の戦争のことを語るが誰もその言説に責任を取ることが無い.たとえ自分の言葉が外れようとその時の流れの中で自分の言説を変えていくのである.