この先の未来

 晴れ、気温はマイナス3度.先週の週末は大荒れとの予報だったが幸いにして大雪とはならず日中の気温も上がり積もった雪が結構融けている.まだまだ道路わきにはうず高く積もってはいるが、これも何時かは融けてしまうだろう.

 

 

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 これは当然のことだろう.ロシアが戦争を止めない限り日本はウクライナと同じ目に会う可能性があるということである.そろそろ日本だけが日本国憲法に守られて他国から攻め込まれないという幻想は捨てる必要がある.いくらこちらが戦争をしないと宣言してもいろんな口実を付けて攻め込むことは可能である.もしロシアとの平和条約を結んでいても難癖を付けられて簡単に破棄される可能性もあったわけである.

 そして、今回ロシアが強引に組み入れたクリミア半島の主権を主張するように北方領土も同じである.彼らにとって一度獲得した自分達の領土を返すことは他の領土も同じようにしなければならないことになるからである.

 日本人のように話し合いですべてが解決できると考えるべきではない.それはあくまで理想でそれに代わる別な方法を常に考えていなければ実現できない.表でお互い握手し合いながら反対の手で殴り合いの準備をすることに等しい.

 話し合いで解決するには他国との協力が必要で多くの協力者によって相手に圧力を掛けることが可能な場合だけである.日本が竹島を放棄すると言わないのと同じである.交渉のカードは常に持ち続ける必要がある.

 

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 ロシアはというよりプーチンは折れない.彼は最後まで戦おうとするだろう.第3次世界大戦が本当に始まってしまうかもしれない.

 しかし、始まってしまったこの流れを西側諸国が引き下がることは許されない.もし引き下がればロシアはまた同じことを計画するだろう.それは所謂チキンゲームである.そして最後の最後にプーチンは手元にある核爆弾の発射ボタンを押すところまで行くかもしれない.

 今年の1月にそういった未来が来ることを人々は想像していただろうか?世界がロシアを追い詰めれば降伏するだろうと考えていたはずである.しかし、手負いの獅子は最後の最後まで反撃することを止めないのならそれなりの痛手を世界は蒙ることを知っていたはずである.

 果たしてウクライナは全面降伏をするべきなのだろうか?それとも最後までウクライナも国が滅びることを覚悟してまでも戦うべきなのか?日本ができることはあるのだろうか?