権力の座

 晴れ、気温は1度.昨日は、3月とは思えないほどの暖かさでみるみる雪が融けて行った.太陽の熱は凄いと改めて感心させられた.

 

 先週の土曜日はルヴァンカップカップの京都戦だったのだが京都の新型コロナウイルス感染者の発生で急遽中止となった.代替試合の日程は未定である.

 

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 アメリカ国内でのバイデン大統領のプーチンが権力の座に留まることを否定した発言が波紋を呼んでいるらしい.バイデンにとって経済制裁等第3次世界大戦へ進む道を選択しない中でそれが唯一の試みだった.当初から即効的な効き目はないとの話で有ったがバイデン大統領はロシアが折れるだろう目論んでいたのが裏切られたかのような感じになってしまったのだろう.

 正直な気持ちが言葉になって出てしまった感じである.それについてプーチンがロシアの指導者として存在する間はウクライナ問題は解決しないと感じる.それは誰もが思う感情ではないだろうか.もし、これからウクライナが以前と同様な国家を運営するには長い時間が必要で多くの避難民がまた同じような日常を取り戻すには相当な年月が必要だし、その普通の生活に戻れない人たちも相当数出てくるだろう.プーチンが続けてきた戦争の被害はウクライナの人にとって大きな傷跡を残し続けている.

 

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 アメリカが恐れているのはこの戦争が長期化することで西側諸国の結束が乱れることである.もしどこかの国がアメリカに反旗を翻しロシアの味方についたら一致団結しているように見える国も崩壊する可能性がある.それを密かに狙っているのがプーチンである、恐れているのがバイデンである.

 ウクライナの難民は400万人を超えておりそれを支えるにはやはり期限が見えてこないと難しい.増えれば増えるほど西側の結束は軋みを見せることだろう.プーチンがこの先権力の座から降ろされたとしても彼が残した負の遺産は世界に大きなダメージを与えてしまった.

 

 トルコのイスタンブールで停戦交渉を行うようだが、果たしてお互いが納得するような着地点が見つかるのだろうか.