割の合わない戦い

 曇り、気温は12度.気温は上がらない.今日も所によりカミナリ、雨が降るようだ.

 

 

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 アメリカは、ロシア領土に届くような攻撃的兵器の供与は避けたと伝えられている.それは戦争を終わらすというわけではなく戦争を継続させることになる.ウクライナにとって西側諸国、特にアメリカの動きが戦争を変えるための最善策になっている.

 もし、ウクライナ核兵器が残っていたらロシア国内に攻撃を加えただろうと思うほどロシアの攻撃はウクライナ人を殺戮するものである.それは、ハッキリ言って不公平の何物でもない.

 しかし、戦争はそういうものでタラレバえお言っても仕方がないことで、今のウクライナは自国の領土を守るための戦いをしている.そのために西側に兵器の援助を求めているのだが、ロシア側の攻撃はその援助された武器が東部地域に届かないようにしようとしている.

 

 短期的に見てロシア側が有利かもしれない.更に東部地域はロシアが占領するかもしれないが、その占領が何時まで続くのか不明である.ベトナム戦争のようなゲリラ戦が続き年単位の戦いになるのかもしれない.

 一度戦争を始めたロシアだが、相手が引き下がらなければ更に戦費は嵩み自国の経済的損失は多大になりやがてボディーブローのように効いてくるだろう.この戦いはロシア側からすれば短期で終わらなければならなかった.

 同時にウクライナにとっても今回の戦争で受けた痛手は大きい.失ったものを元通りにするのに半世紀ほどの年月が必要になるだろう.そういう意味で戦争は仕掛けたほうも仕掛けられた方も割が合わない事象である.