曇り、気温はマイナス14度.夜中にサラサラ雪が20cm位積もり朝から除雪作業になった.日中も少し降る予報なので除雪が大変である.
ウクライナ戦争は、戦場が南北に広がっているためどこかに軍を集中すればどこかが手薄になる状況に陥る可能性が高い.
現在、ロシア軍はドネツク州に主力(ワグネルを含む)を集中しているとみられウクライナ軍も撤退を迫られている.
その中でロシア軍が比較的手薄と見られる南部に向けてウクライナ軍が侵攻している模様でウクライナ軍が優勢と伝えられている.
領土を守るために戦うウクライナ軍も占領した領土を守ろうとするロシア軍も一機に消耗戦に陥っている可能性もある.
そのため玉砕を避けるため安全な地域まで引くのもこれからの戦いの中では必要なことである.お互いがそういう戦い方をするなら先に書いた兵力及び武器が尽きたほうが負けということになる.
今後の戦い方であるが、2月にロシアは友好国のベラルーシ側からウクライナの首都キーウを目指して攻め込むとの説が流れている.地図を見るとベラルーシ国境から首都キーウは極めて近い.そこで大々的な攻撃をするならお互い大きな被害を生むし戦場をウクライナ国内に留まることは無くベラルーシ、ロシアどちらの領土内にも攻撃が行われる可能性が高くなる.
そこで考えられることはロシアが自国或いは友好国の領土を攻撃されたとして首都キーウに核爆弾を投下する可能性が出てくることである.ロシアにとって自国民の生命を守るために止む負えない攻撃であると世界に主張できる.
核爆弾による攻撃はこの戦争のゲームチェンジャーになりうる.その後のロシアへのアメリカ、EUの対応であるが、やはり自国への核ミサイルの攻撃を恐れるため大きな攻撃を仕掛けることはできなくなるだろう.何故ならロシアは自暴自棄に陥った状態と言えるからである.
ではそれを防ぐ手立てがあるかというとウクライナは今の状態を長く続けるしかない.自国への被害は大きいかもしれないが今のような戦い方を続ければロシアも間違いなく消耗する.大きく勝たなくとも良いので相手がズルズルとこの戦いを続けなければならない状況を作り出すことである.
この戦い方は、アメリカとベトナムが戦ったベトナム戦争が手本になる.あの当時、アメリカは圧倒的火力でベトナムを叩けば相手は降伏すると考えていた.そのため、戦い方が大雑把であった.そのため戦いが長引き決して相手が降伏しないと知ると自国の兵士の犠牲とその戦争に掛る戦費の巨大にアメリカ国内が慄くこととなった.ウクライナもベトナム戦争に範をとってゲリラ的戦いをするべきだろう.相手が押してくれば引き、相手が下がれば攻撃するを繰り返せば徐々にではあるが兵力及び武器が足りなくなってくる.大きな戦火を上げることは不要で小さな抵抗を続けるしかない.ロシアも大きく負けていなければ戦争を続けるしかないその辺りの駆け引きが重要になるのだろう.
今回のニュースを見て思うのは、どちらが消耗しないで戦えるかが勝利を左右するだろうということである.