台風11号 PET診断薬

 曇り、気温は19度.昨日は一日中雨だったが今日は晴れ間に戻るようだ.雲が消えるのに午前中は掛りそう.

 

 台風11号は、沖縄の近くに在り、猛烈な台風となっている.

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この先、3日頃まで停滞しその後北上する予定.進路方向によっては日本海を進行し、その後右にカーブしながら最悪北海道を直撃するコースになるのかもしれない.来週半ば8日くらいには北海道の近くを通り過ぎるのでその頃までは風による被害に備えておく必要がある.

 家の外回りにある固定していない物は頑丈な物置等にしまい.動かせないものは何かで固定するなどの作業が必要だろう.

 丁度北海道は実りの秋を迎えるころでこの時期の風の被害が一番心配である.強風が吹けば果実や水稲が落ちたり倒れたりする.折角の秋の実りが被害に会わないことを祈るだけである.

 

news.yahoo.co.jp

 高齢化社会における認知症の発症は、医療や介護福祉にとって大問題である.現在も多くの人が治療や介護を受けて生活している.残念ながら認知症に効く特効薬はなく、進行を遅らせると言った薬しかない.また、病気の原因も脳血管性の認知症を除いてアルツハイマー認知症に代表される認知症発症の原因が突き止められているわけではないのが現状である.

 しかし、認知症になった場合脳にどのような変化が起きているのか色々な研究が進み判ってきている物も多い.しかし、実際に脳にどのような変化が起きているか詳しい情報は、亡くなった後の病理解剖でしか判らないのだが、自然に生活している状態でその状態が判るなら早期に治療が開始できるし、その進行状況も随時知ることができる.その一つの方法としてPET検査がある.

 PET検査は、体内に特異的に臓器に集まるよう標識された放射性物質を注入し外部の検出器を使用して画像化する.今回のニュースは、その特異的に集積する薬剤を開発したということである.

異常なたんぱく質は「アルファ(α)シヌクレイン」。脳内の神経細胞などを壊すことでパーキンソン病レビー小体型認知症、運動機能や自律神経機能に障害をもたらす「多系統萎縮症」の原因と考えられている。

こういった病気の発症を確認できることで何故そういったことが起きるかの原因を突き止める一助になるのは間違いない.

 認知症などの原因が判れば治療薬の開発も進み老後を健やかに過ごせるような時代になって欲しいものである.