レオパルト2

 曇り、気温はマイナス12度.道路を歩くと鳴き砂のように雪道がキュキュと鳴る.寒さを音で感じる.

 

www3.nhk.or.jp

 ドイツがウクライナにレオパルト2の供与をするようだ.しかし、これがウクライナ戦争のゲームチェンジャーになることはないだろう.あくまでも首都防衛のための兵器との位置づけだろう.

 今までロシアは最新鋭の戦闘機を戦場に投入してこなかったが、もしキーウを攻め落とそうとするとミサイルと最新戦闘機及び爆撃機を投入してくるだろう.そうなれば戦車も役には立たず、更に破壊されてしまう可能性も出てくる.戦車が役に立つとすればロシアが戦車と歩兵で攻め込んできた時の盾となる役割になるだろう.ゼレンスキー大統領は、首都キーウが陥落すればウクライナも終わると考えているのではないだろうか?引けば負けを認めたことになると.

www.nikkei.com

 アメリカもドイツが戦車を供与すればこれ以上出し渋ることはできない.これも一つ前進だが、多くの報道でウクライナ国内の川にかかる橋が戦車の重量に耐えられないのではないかという話が出ている.もしそうだとするとやはり今回提供される戦車は首都防衛のための用意ということになる

 

www.kobe-np.co.jp

 昨日の夜は、各地で雪が降り道路や鉄道は渋滞と運休しているとのニュースが流れていた.何時も殆ど雪が降らない地域では車の殆どが一年中夏タイヤを履いている.そのため、今回のように急に雪が降ると夏タイヤのまま走行することになる.

 道民なら当たり前のことであり、何故雪道を夏タイヤで走行できると思っているのか驚くばかりである.気温がそれ程低くなく道路に積もる前に融けてしまうこともあるので日中は夏タイヤでも走行できただろうが、夜間気温が下がるとたちまち道路はアイスバーンになる.そうなればスタッドレスタイヤを履いていてもスリップすることは多くの道民は知っている.だから雪が降る前に殆どの車がタイヤ交換をして冬に備えるのである.とはいってもすべてが完璧ではなくやはり冬のスリップ事故も多いので、慣れているからと言って安心していると痛い目に会う.慣れないのもダメだが慣れてしまうことの恐ろしさも同時にあるのが怖いところである.

 

 今日も寒さが厳しく、不要不急の外出は制限されているが、この寒さもあとひと月もすれば終わりを迎える.寒さがあればその先に暖かさが必ずやって来るこれが四季の素晴らしいところでもある.その中にやはり困難も付き物だけれどもそれが当たり前と思うことも大切である.