戦争は続く

 晴れ、気温はマイナス18度.低気圧が通り過ぎ少し穏やかな天候になる予定.寒気の影響で気温は低い

 

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 健康不安説が流れていたが、いたって元気そうに演説を行っているので何かの間違いなのかと思う.これも情報戦の一つなのだろうか.その演説で、今回米欧が供与する戦車について言及しているところなど国内に向けて脅威を煽り戦争を行ったことの正しさを国民に訴えているところなど策士である.

 ロシア国内で戦争反対に端を発した政権転覆、革命が起きると誰かが言っていたが、既にロシア国民はプーチンに洗脳されているのだろう.大東亜共栄圏に浮かされた当時の日本国民を想像する.お国の言っていることは絶対で戦争は苦しめられている他国民を救うために行っているのだという言説を信じ多くの兵士や国民が命を失っていたのに戦争に邁進する当時の日本国民と同じである.戦争を肯定するわけではないが否定できないその感情に覆いつくされているし、戦争反対を叫ぶ人間は国民の意思に反する行動をとる人間であると見ているのだろう.

 それを考えれば、国民の大多数が戦争に嫌気さす時間が来るまで戦争は続くと考えた方が良いだろう.

 

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 ウクライナ戦争でウクライナを支援しているNATOだが、色々な思惑が溢れており戦争が長期化すればするほど足並みに乱れが出てくるのは当然である.戦争開始から1年が経とうとしているが、これが数年単位になればウクライナ支援に対して各国に不協和音が広がることは間違いない.NATOとしても早期解決に向けた方策が必要である.

 

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 戦争が長期化すれば当然ロシアの戦争に対する兵器の補給体制も整ってくる.当初、生産が追い付かないという事情があったとしても国を挙げて生産に取組めば100%の物ではなくても70%の品質の物は生産できる.その準備に1年程度の期間が必要だと考えればメドベージェフの言っていることも正しいということになる.大法螺でそんなことを言う必要もないだろう.

 ロシアの核兵器の使用に怯える余り米欧は本格的な兵器の供与にしり込みをしていた.しかし、結果的に1年の間に徐々に供与する兵器が本格化してきている.まさに種火に火が点いた時点で様子見をしていたら本格的に燃え出し、お互いに燃料を投下し続ければ大きな火事になることは必至である.ウクライナ、ロシアお互いがそういう状態になっており多くの犠牲がこの戦争に払われるだろう.ある意味この戦争はそうなる運命だし、始まった時からそう運命づけられていたのだと思う.