ロシアは弱体化しているのだが

 晴れ、気温は8度.夜明け前にぐっと気温が下がり今になっている.思わず寒さでストープを焚いてしまった.この調子で気軽にストーブを焚いてしまうとこの冬の燃料代が心配になる.人はどうしても易きに流れてしまう.そういった積み重ねが今の自分を作ってしまったのかもしれない.

 

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 ロシアは、兵士や武器の補充が困難になっているのは事実なのだろう.だから今ある兵器でウクライナに少しでもダメージを与えようとしている.普通に考えれば戦略も何もない.あるのはプーチンの面子だけである.そのために消費されるロシアの人々、戦争に賛成の人はそれなりの覚悟があるのだろうが、戦争に反対する人たちもその不利益を蒙らなければならない.それが戦争による犠牲というものである.それは攻撃される側の痛みも同時にもたらしていることに戦争の不毛さが浮かび上がるのだけれども当事者にとってそれは見えずらい.

 この戦争は、仕掛けたのはロシアの方である.仕掛けられたウクライナも一方的にやられているわけには行かず反撃を試みている.その争いを見ているアメリカ、ヨーロッパは劣勢のウクライナに武器を手渡し遠巻きに眺めている.おかしなことである.

 しかし、今回の戦争でもし一方的にロシアが勝利をおさめウクライナを属国化してしまっていたら世界はどうなるのだろう.もし、その戦いを米欧が黙ってみていたならその先の未来がどう変わったのだろう.

 しかしタラレバの話をするのは不可能である.今の現実が歴史であり未来がどう変化するかなど未来に生きている人しか知りえない.この戦争によって世界がどう変化するにしてもそれを受け入れるしかない.数か月後、あるいは数日後にプーチンは核爆弾発射のボタンを押すかもしれない.それは今生きている瞬間には知ることができないのだから.