トルコ大地震 三菱ジェット ソフトバンクG

 曇り、気温はマイナス16度.昨日の日中は気温が上がりそうで上がらずプラスになることは無かった.

 

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 トルコの大地震、被害状況は徐々に明らかになるにつれ死亡者数はどんどん増えている状態である.地震の被害は広範囲に渡り調査できる範囲は限られていることも有るだろう.

 以前の東日本大震災の際、多くの国から援助があった.直接被害があった国がしっかり準備が整えられているのなら良いのだが、そこは難しい.今回の地震による被害も耐震という観点から作られていない建物が崩壊したことで大きな被害に繋がった.日本もこれまでの地震の被害から耐震機能の強化が続けられておりある程度大きな地震に耐えられる設計になっているが、今回のトルコの地震のように大きな揺れが連続的に来た場合、ビルなどの建物が耐えられるか心配になってくる.これは、日本にも次来るかもしれない大地震に備えておきなさいという警告のようなものである.

 

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 これは、非常に残念なニュースである.第2次世界大戦終戦以降航空機産業が一時期制裁の対象になり航空機の開発が行われなくなった.その後、YS11に代表されるプロペラ機が開発されたがジェット旅客機については日本では作られていなかった.その中で、三菱重工が手掛けた国産ジェット機の開発は夢があった.

 しかし、試験飛行は行われたがその後の開発で躓きとうとう今回の発表となった.本当に残念なことである.

 できることなら、他の企業が事業を継続して欲しいが、天下の三菱が断念した事業をおいそれと引き継ぐことはできないのだろうと思う.もし、コロナ過でなければというタラレバも頭に浮かぶが仕方がないことである.

 

k-tai.watch.impress.co.jp

 ソフトバンクGの赤字決算が報じられている.一時期、世界の国の色々な事業に投資し相当潤っていた時期があったが、投資先の会社が思うような成果を上げられず、中には詐欺まがいの会社もありその投資先の選別能力に疑問符が付き、今回の結果となった.今後の事業展開については、利益を上げている投資先の株を売りながら赤字の穴埋めをする考えの様で、卵を産む鶏を肉として出荷する自転車操業に転じている感じがする.携帯事業やスマホ決済事業などは順調のようなので直ぐに危機的状況を迎えることは無いだろうが、一歩間違えれば危ういことにもなりそうな雰囲気を醸し出している.

 同様に羽振りの良かった楽天グループも次の収益事業として乗り出した携帯事業が思うような成果を得られておらず、またeコマースである楽天などの今後の伸び悩みも予想され収益の柱はこちらも携帯決済サービスとなっている.その影響か、三木谷氏がポケットマネーで運営していると言われているヴィッセル神戸も今季の補強は以前と比べこじんまりとしたものにものになっているところを見ると三木谷氏個人のポケットも厳しい状態にあるのかもしれない.

 ソフトバンクG、楽天G共に日本の経済界を引っ張ってきたグループである.もしここがこけると非常に厳しい影響が日本にも出てくると思われるので頑張って欲しいものである.