晴れ、気温はマイナス13度.寒さのピークも今週くらいなのかもしれない
ChatGPTが話題になっている中で自分も試してみた.今のところ有料版と無料版ということになっており、試すのなら無料でということでOpenAIのChatGPTのページでユーザー登録する必要がる.
https://openai.com/blog/chatgpt/
アメリカの会社なので日本語表記があるわけがないので英語で理解する必要がある.
そのページの左下にある「TRY CHATGPT」から最初はユーザー登録をしてから始まることになる.
日本語については、日本語入力すれば自動で日本語で答えを返してくれるので心配はない.最初はパズルのようなものである.
試すと結構面白いことになる.
きちんと回答できるものもあれば間違って回答されることもある.
今年の日本時間2月13日に行われたスーパーボールの勝利チームを答えさせようとしたが正しい答えは返ってこなかった.質問の仕方が悪いのかと思い変えてみたがChatGPTの中では2023年のスーパーボールは2月5日に開催されることになっており、2月12日の試合は想定外らしい.間違った答えを返してくることも多い.
また、無料版だけあって日中はエラーで答えを返してくれないことがある.無料版のためだろう.
画像中の「あ」は使用している端末で画面をキャプチャーしているためです.申し訳ありません.
感想を追加すれば、少し日本語表現としては固い文章である.論文等に引用するのなら修正が必要だろう.外国では学生の課題の回答にChatGPTが使われて問題になっているようだが、遅かれ早かれ日本でも同様のことが起きるだろう.
しかし、上に上げたように太陽の直径、地球の直径などの値は少しずれがあるので数値には十分注意が必要である.これをそのまま提出するのは危険だろう.
今の世の中、スマホを使いこなしている老若男女は、疑問があればネットで検索することが多い.昔なら知識として頭にインプットされていてそれが物知りの証だったが、それが考慮されなくなってきており、間違おうものなら検索して指摘されるのがオチである.
今までは、検索の仕方というものがあり、適切な単語を入れないと正しい答えに辿りつけないということがあったが、こういったAIを使えば答えをくれる環境に直ぐに置き換わるのだろう.
GoogleやMicrosoftもブラウザにAIの機能を追加し始めておりこの技術の進歩は甚だしい.そのため時間と共に全てのものがインターネット接続が必要な時代が来るだろう.
だれもが質問されたらネットから返ってくるAIの指示をそのまま回答する時代である.そうなれば知識とか意思とかの境界はどこにあるのか曖昧になるのだろうと思うとちょっと怖い.
補足---
ChatGPTは2022年9月頃までのデータしか持っていないようです.ですので直近の答えを求めると間違った答えを返すようです.回答を求める時は日時を限定する必要があります.
日本語は曖昧な言葉です.そのため質問の仕方によっては正しく文脈を理解できない場合があります.その点は注意が必要です.
更に追加で試してみると、日本の各地の人口などは誤った答えを返します.また、日本の最北端の地名などと質問をすると「AI: 日本の最北端の地名は、北海道釧路市のソトコロ島です。」
日本の人口、東京都の人口などと質問すると東京の方が人口が多いという結果になります.皆さんも色々試すと良いでしょう.