台風6号の進路 浦和レッズサポーターへの処分

 晴れ、気温は27度.既に朝から気温が高く日中は真夏日が予想されている.しかし、午後から雨が降りそれ以降は気温が下がると予想される.暑さと湿度は北海道ではないと感じてしまう.

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 台風6号は現在沖縄周辺で停滞しているのだが、これから進路を東に変え、更に途中から北上すると予想される.その経路で行くと来週末には北海道の周辺を通過する可能性が高い.その頃には低気圧に変わっているだろうが、数十年前に北海道に上陸した台風は通過した経路に大きな被害をもたらした.支笏湖国有林の木が大量に倒木した痕跡はまだ公園内に残っているのでその破壊力はすさまじいものがある.今回の台風がそんな被害をもたらさないことを祈るばかりである.

 台風6号の中心気圧が940hPa、最大瞬間風速は60m/sと非常に強いとなっている.人なら飛ばされる風速なので近付くのも憚れるものが、相手から近付いてくるのだから避けようもない.困ったものである.

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 天皇杯でのサポーターグループの野蛮な行動に対して、運営会社の浦和レッズが処分を発表した.一部のサポーターの期限付きの入場禁止と厳重注意処分となるらしい.

 あれだけの騒ぎを起こしてサポーターグループに対する対応は余りにも軽いと思う.そういった意見はSNSでも当然流れている.

 自分が応援するコンサドーレのサポーターもリーグ戦での身勝手な行為で批判を受けた.その処分も厳重注意で終わっている.今回の浦和側の処分もそうだが、余りにも身内意識が見えすぎており軽い処分に終わっていると言わざる負えない.

 確かに自チームをどんな場所で試合を行っていても必ず一緒に来てくれてありがたい存在に感じるのは当然である.そこから身内意識が起きるし、応援がしっかりしていると試合の雰囲気も違ってくる.運営会社にとって影のスタッフと言える存在である.その部分を捨てたくはないと思うのは致し方ない.しかし、こういった安易な処分は後々反動が起きる.このくらいならこの処分と判ってくるとこれくらいならこの程度の処分という空気感が発生し、徐々に行為はエスカレートするのが常である.どこかが甘くなるとその厳しく処罰すべきところが甘くなる.

 浦和のサポーターの応援は素晴らしいと敵チームながら思うことは多い.しかし、その応援は多くの一般サポーターの気持ちが一つになることで生まれてくる.決して特定のサポーターグループが居なければ生まれないと言うことではない.逆にそういった応援ができるリードしているということが特権意識に繋がっているとしたら、今回の出来事を機に排除するべきだと思う.

 既にサポーターではなく、チームを傷つける存在である.これからJFA或いはJリーグから浦和に対して処分があると思うが、その損害を受けても特定のサポーターグループを庇うとしたら運営会社としての正義が存在しない会社だと思われるだろう.